よい睡眠でよい一日を。

Beauty 2022.01.25

寝付けない、眠りが浅い、目覚めが悪い……。性別や年齢、職種を問わず、 睡眠悩みを抱える人が増加中。太陽とともに活動し、日没後は休息する暮らしを思い出して !  幸せな夢が見られる理想の眠りはすぐそばに。

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世界的な課題でもある睡眠障害。 特に日本人は睡眠時間が少なく、ブレインスリープが2020年に行った調査によると、平均睡眠時間は6時間27分とさらに減少。時間が足りないだけでなく、眠れない悩みを抱える10代、20代も多く、睡眠導入剤をお守りに持つ学生も。スタンフォード大学医学部精神科教授で睡眠研究の第一人者である西野精治先生はこの状況に警鐘を鳴らす。

「リモートワークが広がった2021年は、前年より睡眠時間が16分長くなったものの生活が夜型傾向になり、特に週1、2回在宅勤務をする人に睡眠の質の低下が見られました。21年2月に行った1万人規模の調査では、睡眠時無呼吸症候群、昼間の眠気が強い人、睡眠薬常用者は新型コロナ感染リスクが高いことも判明」

脳に心に身体に、睡眠は主に5つの役割を果たしている。

「睡眠は、脳と身体を休ませ、自律神経を整え、免疫力を上げるほか、記憶を整理して定着させて、脳の老廃物を除去する“脳の解毒”の時間。睡眠不足はアルツハイマーや神経疾患のリスクも高めます」

加齢とともに眠れる時間が短くなり、眠りが浅く途中覚醒も増えるが、それは自然現象。睡眠薬やサプリに頼る前に、身体本来のリズムを取り戻すべく日中の行動を見直し、夜になれば自然に眠くな るような理想のルーティンを見つけたい。

○ Day Time

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日中が肝心!
眠りのホルモンが生まれる過ごし方。

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● Night Time

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無理は禁物!
夜は眠りの儀式を楽しみに変える。

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*「フィガロジャポン」2022年2月号より抜粋

illustration: Bahar (Madame Figaro) text: Eri Kataoka

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