私だけの香りで、フレグランス上級者 肌の匂いと溶け合う、運命のフレグランスを探して。

他人に好かれるためではなく、自分らしくいられる本当に好きな香りを纏いたいから。未知の香りを試して、重ねたり、オーダーしたり。さあ、新しい“私の香り”探しの旅へ！

UNKNOWN SCENTS
リッチorニッチ？ 未知の香りと出合う。

フレグランスは、肌の匂いと混じり合い、その人の香りに変化するもの。最上級の香料や優れた調香なら、そのプロセスがダイナミック。そして、男女どちらがつけても「いい匂い」に。そんなリッチでニッチな香りにトライして、新たな「好き」を見つけて。

濃厚なエッセンスを一滴。

アルコールで希釈しない、天然香料100%のピュアなエッセンス。ほんの一滴が肌に染み込んでまるで“体臭”となり、複雑に豊かに広がる。究極の贅沢を味わって。

Henry Jacques: 左：1975年からオーダーメイドの香水を手がけてきたメゾン。その数千に及ぶレシピから一部を商品化し、今年2月に日本上陸。ドラマティックに香りが変化するスイートピーやスズランなどのグリーンなフローラルは、日本のために作成された限定品。
レ・エクスクルーシブ レ・エッセンス デジベリア 15ml ¥102,000/アンリ・ジャック ポップアップサロン

Fueguia 1833: 右：パタゴニア産のウードとこの冷涼な地で咲くローズが奏でる、艶やかで清涼感のあるフローラル。エッセンスの純度に酔いしれて。
ロサ デ ラ パタゴニア プーラエッセンシア 8ml ¥83,600/フエギア 1833 六本木

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男でも女でもない「私」が薫る。

メンズで女っぽさを引き出すでも、レディスで官能性を高めるでもない。肩の力を抜いた自分らしくいられる香調をいまこそ見つけたい。

Byredo: 1.ムスクとセージ、アンバーやインセンスなど儀式的な香料との組み合わせが、アーシーでいて華やか。
バイレード デ ロス サントス 100ml ¥32,560/エドストローム オフィス

D’Orsay: 2.ローズのようなゼラニウムに、ベチバーとパチュリ。肌がセンシュアルに匂い立つ、インティメイトなウッディフローラル。P.S. あなたにとって
ボディフレグランス 90ml ¥28,600/ドルセージャパン

Celine: 3.男性向けの香水に使われるラベンダーと女性的でパウダリーなアイリスを掛け合わせた、儚げで優しいニュアンス。
セリーヌ オート パフューマリー ランボー 200ml ¥45,100/セリーヌ ジャパン

Heeley: 4.甘くないグリーンなイチジクに、アンバーやホワイトムスク、サンダルウッドがまろやか。麻の白シャツのような清潔感が漂う。
ヒーリー オードパルファン アシーニアン 100ml ¥22,000/アイビシトレーディング

Tom Ford: 5.浄化に用いられる香木、パロサント。そのウッディでスモーキーなノートに、ハーブや花々、樹脂が混じり合い、瞑想に導かれるような奥深さ。
エベーヌ フュメ オード パルファム スプレィ50ml ¥31,900/トム フォード ビューティ

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老舗メゾンを軽やかに纏う。

歴史と名香を誇る老舗メゾンは、モダンなアレンジもお手のもの。トワレの繊細なクリエイションを。

Caron: 左：1933年の名香フルール・ド・ロカイユを、新たな専属調香師ジャン・ジャックがオードトワレに。マンダリンとガーデニアが主役の透き通るフローラル。
キャロン オー・ド・ロカイユ オードトワレ 50ml ¥23,100/フォルテ

Guerlain: 中央：約170年前に創作されたビーボトルをリサイクルガラスに、ビーツ由来のオーガニックアルコール配合と、サステイナブルに進化。ネロリにバジルやベチバーがフレッシュに広がる。
アクア アレゴリア ネロリア ベチバー 75ml ¥14,520/ゲラン

Chanel: 右：旅先にインスパイアされたコレクション。新作は、カジュアルなパリを表現した爽やかでスパイシーなローズ。
レゾー ドゥ シャネル パリ パリ オー ドゥ トワレット125ml ¥18,700(7/1発売)/シャネル

＊「フィガロジャポン」2022年7月号より抜粋