スポーツの秋に! アロマの力でボディコンディショニング。
Beauty 2022.09.14
久保直子
ウェルネスの重要項目として、運動はもう欠かせないものとなっています。とはいえ週に数回、継続的に続けていく必要があり、忙しい毎日の中でその時間を確保するのも至難の業。
そんな人は香りを一緒に取り入れ、エクササイズの時間を楽しみに変えていくことで、ポジティブに取り組むことができるのではないでしょうか。
photo: iStock
アロマテラピーはリラックスのイメージが強いと思いますが、実はその機能性はスポーツをする人にもピッタリなのです。
アスリートの中には既にアロマテラピーを取り入れている方も多くいますが、ポイントとなるのはアロマが大脳に直接作用すること。ボディコンディショニングはもちろんメンタルのコンディショニングも整え、心と身体の両方に働きかけるという点は非常にメリットになります。これは、アスリートではない人にとっても同じ。心地いい香りを嗅ぐことはエクササイズの助けになり、その効果を実感できれば、また次のエクササイズのモチベーションとなってくれるはずです。
そんなボディコンディショニングにふさわしいアロマテラピーですが、今回のテーマでフォーカスするのは血行促進、身体をほぐす作用のある精油。具体的にはローズマリー、レモン、サイプレスの3つを取り上げます。
ローズマリーは、筋肉を柔らかくほぐすのに活用されます。エクササイズ前、後などに使うと効果絶大。レモンは足の疲れやむくみ、セルライトのケアに。身体の水分代謝が悪い人におすすめ。サイプレスはむくみを流して自律神経の乱れを調整。森林の香りが爽やかなので、甘めや柑橘系の香りが苦手な人に。
次回から、この3つの精油の使い方を詳しく紹介していきたいと思います。
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久保直子
ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
AMPP(仏植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を所持。美容ライター時代に培った膨大な美容の知識と、植物療法をツールに、独自のウェルネス&ビューティについて発信。そのほか製品開発、アロマデザインやセミナーなど幅広く活動。
Instagram:@naonaonaozou