運動前後の筋肉ほぐしに、ローズマリー精油。

Beauty 2022.09.15

久保直子

エクササイズを習慣化するために、香りを取り入れ、身体を動かす時間を楽しみに変えていきませんか? 血行促進、身体をほぐす作用のある精油の中から、今回はローズマリーに注目してみましょう。

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photo: iStock

ローズマリーは、免疫力を高めたり、リフレッシュ効果があることでも知られていますが、血行促進し、こわばった筋肉を流す作用に優れています。書籍などでは「筋肉弛緩作用」と紹介されることもありますが、このことです。走る前のプレケアとして使うのもいいですし、走り終わって筋肉がガチガチに固まってしまった時のアフターケアにも最適。フルマラソンを走る方には、途中で足が上がらなくなってしまった、という時の緊急ケアにもおすすめしています。

ブレンドのポイント
組み合わせたいのは、レモンやサイプレスなど。筋肉を柔らかくするとともに脚の疲れを取って楽にしてくれます。フレッシュな柑橘系とグリーンな香りで香りの組み合わせとしても相性抜群です。運動後や入力後にしっかり筋肉を揉んでおくと、その日の疲れを残さず、入眠もスムーズに。精油と合わせる植物オイルは、滑らかで伸ばしやすいスイートアーモンドオイルがボディ向きでおすすめです。最初から高い濃度にするのは皮膚刺激などのリスクもあるので、ボディマッサージの場合、2%くらいの濃度から始めて、徐々に濃度を上げていってみてください。50mlの場合は精油20滴なので、3種類をブレンドする場合は、ローズマリーを主体に10滴、サイプレス、レモンをそれぞれ5滴でブレンドしましょう。

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photo: iStock

マッサージ方法
おすすめは入浴後のマッサージ。面積の多い太ももはお風呂に浸かっている時も、つまんだり揉んだりしてほぐしてください。お風呂から上がったら軽くタオルドライをして、マッサージスタート。足のマッサージはアロマオイルを手に取り、下から上に、リンパの流れに沿って流してみてください。冷えやすいヒップの部分は手をグーにして円を描くように回しながら流して。

久保直子

ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
AMPP(仏植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を所持。美容ライター時代に培った膨大な美容の知識と、植物療法をツールに、独自のウェルネス&ビューティについて発信。そのほか製品開発、アロマデザインやセミナーなど幅広く活動。
Instagram:@naonaonaozou

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