2023年のトレンドはこれ! 注目のヘアスタイル4選。

Beauty 2023.05.03

スタイリッシュで新鮮な最旬ヘアのヒントは、ランウェイにあり! 2023-24年秋冬シーズンのコレクションでキャッチしたモデルたちの装いから、いま、挑戦してみたいトレンドヘアをフィーチャー。今回はカットやカラーのお手本にぴったりの、アイコニックなヘアスタイルを紹介する。
 

シャープなぱっつんボブで、モードをストイックに体現。

230502-2023Hairstyle-01.jpg

Rodarte photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-02.jpg

Simkhai photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-03.jpg

Rokh photo: Spotlight

今季のランウェイで最も印象を残したヘアのひとつが、毛先をまっすぐに切り揃えたクールな佇まいのボブ。「ロダルテ」で見られたように、分け目をまっすぐにとって整えたストレートな毛流れが、ストイックなアティテュードを漂わせる。「シムカイ」では、鉢回りの髪をスリークにセットしながら毛先は自然なタッチで仕上げ、エフォートレスな雰囲気を。ぴったりと頭に沿った生え際のヘアと、ワイルドに立てたアイブロウの対比が効いている。横分けにして顔の半分をヘアで覆った「ロック」の、パンクマインドを感じるスタイルも。こちらはストレートアイロンで直線的に仕上げつつ、表面はドライな質感で遊ばせてラフさを。髪をかけたほうの耳は、デコラティブなイヤーアクセで装うのが好バランス。

---fadeinpager---

心も弾むカールヘアには、ロックなムードを漂わせて。

230502-2023Hairstyle-04.jpg

Balmain photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-05.jpg

Gucci photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-06.jpg

Givenchy photo: Spotlight

根元から強めに巻いた、アップビートなカールヘアも見逃せない。「バルマン」はセミウェットな質感で毛束感を出しながら、表面の毛に無造作な動きを出し、乱雑ささえ楽しむパワーを放出。「グッチ」のショーに出演したモデルは、マレットヘア風のシルエットで往年のロックスターのような風格を漂わせる一方、襟足の縦巻きカールが中世の貴族のような気品を醸し出していた。同じくマレット風の輪郭を描きながら、よりゆるいカールでラフな佇まいに仕上げたのが「ジバンシィ」。ヘアのドライな質感と、ほんのりゴスっぽいムードが漂うアイメイクをマッチさせ、アナーキーな表情に。

---fadeinpager---

赤毛風からケミカルトーンまで! 赤の魔力の虜。

230502-2023Hairstyle-07.jpg

Ferragamo photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-08.jpg

Ulla Johnson  photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-09.jpg

Stella Mccartney photo: Spotlight

注目すべきヘアカラーを挙げるとするならば、それは間違いなくレッド。赤毛風のカッパーレッドや青みの強いケミカルな真紅など色味はさまざまだが、血色を引き立ててパッションを感じさせてくれる赤いヘアがトレンドインの兆しだ。「フェラガモ」のように、黒のタートルネックにアップスタイルでアクティブにいくもよし、「ウラ ジョンソン」さながら、少し褪せたような赤銅色のヘアとくすみグリーンのウエアを合わせるもよし。こちらはきれいにブリーチした眉のバランス感もいまっぽい。「ステラ マッカートニー」のように肩の力を抜いたゆるやかな毛流れでのスタイリングにおいても、レッドカラーは肌なじみのよさを発揮しながら洒落感を与えてくれる。

---fadeinpager---

リアルとエッジが共存する、ざく切りバング。

230502-2023Hairstyle-10.jpg

Hermès  photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-11.jpg

Blumarine  photo: Spotlight

230502-2023Hairstyle-12.jpg

Conner Ives photo: Spotlight

とことんリアルを追求した、ドライな質感のヘアも豊作だった今シーズン。その中へ上手に個性を効かせてくれる、ざく切りバングのさじ加減も気になるところだ。レトロな外巻きヘアの「エルメス」では、自然な毛流れと毛束感をキープしながら、ちょうど目にかかるあたりで前髪をカット。重くなりすぎずに額をほんの少しだけ透かすバランスはぜひ参考にしたい。「ブルマリン」のアシンメトリーなセット方法も、バングススタイルをマンネリ化させないためのバリエーションとしてぜひ身につけておこう。また「コナー アイヴズ」のショーには、眉上のラインで切った個性派バングに姫カットを組み合わせ、サブカルっぽさと抜け感を併せ持ったモデルも登場した。

editing: Misaki Yamashita

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Business with Attitude
Figaromarche
あの人のウォッチ&ジュエリーの物語
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories