先端技術のスキンケア、カプチュール トータル ヒアルショット誕生! 本当にきれいな肌を叶えて。
Beauty 2024.01.20
誕生以来、時代の先端をいくサイエンスに注目し続けてきたカプチュール。ベストセラーの美容液と、待望の新作ヒアルショットが叶える感動の肌体験とは?
カプチュール トータル ヒアルショット
気になるところ(※2)に、自由自在にヒアルロン酸(※3)を補充できる部分用美容液。なめらかな感触で、目元、口元などの細部までもっちりと満たされていくのを実感できるはず。発酵ロンゴザエキス(※4)と2種類のヒアルロン酸からなるヒアルロン酸デュオ(※3)を配合し、ピンとハリのある若々しい印象へ。15ml ¥12,980/パルファン・クリスチャン・ディオール
カプチュール トータル ル セラム
まるで肌が飲み干すような、速やかな浸透感に感動する美容液。マダガスカルに生育する植物由来のロンゴザエキス(※5)と、ヒアルロン酸の複合体、H.A.ポリフィラー(※6)を配合し、肌がふっくら潤いで満たされていく感覚を楽しんで。30ml ¥15,950、50ml ¥22,550/ パルファン・クリスチャン・ディオール
「リバース エイジング(=年齢を巻き戻す)」と言われたら、あなたはどう感じるだろう? 「まさか、そんな」と、俄には信じられないかもしれない。
「リバース エイジング、つまり『生物学的年齢を巻き戻すこと』は、長寿医学の分野において非常に新しい研究領域です」と話すのは、パルファン・クリスチャン・ディオール サイエンティフィック コミュニケーション ディレクターのヴィルジニー・クトゥロー。最初は夢物語のようであっても、科学の進歩により実現したことは数多くある。だからこそ、先端のサイエンスにいち早く注目し、化粧品への応用に挑戦し続けるのが、ディオールなのだ。
これまで、ディオールはハーバード大学やスタンフォード大学など世界各国の著名な研究機関と協力し、エイジングのメカニズムを解き明かしてきた。京都大学のiPS細胞研究所(CiRA)との共同研究の開始も記憶に新しい。肌に存在する幹細胞の働きや生物学的年齢の測定など、"リバースエイジング"の核心に迫るような研究を続けている。このような研究の過程でディオールは、肌のエイジング、特にハリに関わる重要な発見を、いくつも成し遂げてきた。その代表的な例はというと......?
「表皮幹細胞とエイジングの関係です。年齢とともに表皮の幹細胞は、本来しっかり接着しているはずの基底膜にくっつく力が低下します。それにともない肌の再生力や弾力が低下することがわかりました。さらに、幹細胞の接着力が低下すると基底膜に多くの穴が生じ、表皮から真皮へとヒアルロン酸が漏れ出してしまうことも判明しています」(クトゥロー)
ハリ感低下の要因に注目したディオールは、2023年にカプチュール トータル ルセラムを誕生させる。塗布してすぐに角層に浸透し、ふっくらと満たされる感覚により、多くのビューティアワードを受賞したベストセラーの美容液である。
幹細胞の研究から判明したハリ低下のメカニズム。
そして、この1月に誕生するのがカプチュール トータル ヒアルショット。まるでヒアルロン酸注射のような、待望の部分用美容液だ。美容医療に着想を得たチューブは、気になるパーツに狙いを定め、塗布しやすいのが魅力。なめらかなテクスチャーが瞬時になじみ、額やこめかみ、目元、口元など気になる部位の肌をピンと押し上げるようなハリ感を味わえるはず。
カプチュールには、38年の歴史がある。誕生時には、いまでは広く知られるようになったリポソームを世界で初めて化粧品に応用(※1)。さらに当時、日本では美容液というアイテム自体が浸透しておらず"美容液旋風"を巻き起こしたという。そのパイオニア精神を引き継いで、最新作がもたらすのは、 肌本来の弾力感をサポートし、理想の肌印象をデザインするような"スキンケアの感動体験"。先端のサイエンスに注目した研究の歴史を持ち、時代をつくる挑戦者であり続ける――。そんなディオールのカプチュールの魅力を、ページをめくって5つのトピックで紐解いていきたい。
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進化系スキンケアの魅力を紐解く。
リバース エイジングは夢物語ではない?
まず誤解のないように、出生からの年数で決まる暦年齢は、残念ながら巻き戻すことはできない。35年前に生まれたら、あなたの暦年齢は35歳になる。「その一方で、細胞の状態や身体の機能で決まる『生物学的年齢』は、巻き戻すことが可能です。なぜなら、生物学的年齢はライフスタイルと密接に関係しているからです」(クトゥロー)。さまざまな研究により、運動や食事の習慣が変わると、細胞や組織の加齢プロセスを遅らせる、もしくは巻き戻せることがわかっている。近年では遺伝子レベルの解析技術が進化して、その人の生物学的年齢を高精度で測定できるという。「リバース エイジングはマーケティング用語ではなく、科学的な研究領域から生まれた言葉。細胞や組織の加齢プロセスを遅らせ、そして、人の健康寿命を延ばすことを意味しています。それは夢物語ではなく、美容の世界にも革新をもたらす研究なのです」
ヴィルジニー・クトゥロー
パルファン・クリスチャン・ディオール
サイエンティフィック コミュニケーション ディレクター
薬学博士。スイスやフランスの大手化粧品グループで研究センター長などを歴任した後、2021年よりディオールのサイエンティフィック コミュニケーション ディレクターに就任。
スキンケアが女性にもたらす心理的なポジティブ効果。
本質的な美しさを追求するために、ディオールは"美容の心理的な効果"にも注目している。「世界6カ国、18~80歳の女性4800名を対象にした大規な調査の結果、見た目の年齢は自己認識と深く関わり、美容医療や化粧品は『エイジングに対してポジティブな影響がある』ことがわかりました」(オジルヴィ)。この研究によると、日本女性の77%は自身の年齢を受け入れ、71%が「実年齢より若いマインドでいる」と回答している。その一方で、「若くありたいか?」と聞かれると、81%が「イエス」と回答しているのも興味深い。「見た目の印象が若いと、行動も若々しくなります。行動が変化すると、リバース エイジングのカギとなる生活習慣の変化に繋がります。日本人は世界の中でも『未然に防ぐ』意識がとても高いですね。スキンケアで肌を健やかに保つ習慣が日常生活に根づいていることは、肌にも心にもポジティブな影響をもたらすでしょう」
パトリシア・オジルヴィ
皮膚科医、
スキンコンセプト ミュンヘン創設者
皮膚科医。皮膚科やレーザー治療を行うスキンコンセプト ミュンヘンの創設者。数多くの臨床試験と人の魅力に関する研究に参加し、「美容が女性に与える心理的影響」の第一人者。
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新製品ヒアルショットが特別な理由。
日本人研究員が語る、洗練されたテクスチャーの秘密。
「日本の女性は化粧品の感触や浸透感に対して、非常に繊細な感覚を持つことが知られています」(小澤)。それゆえに、スキンケアの処方開発には、日本が重要な役割を担うそう。ル セラムもヒアルショットも、本国の研究所と連携しながら東京のアジアイノベーションセンターが開発をリードしている。「ヒアルショットは120回もの試作を経て誕生しました。タピオカデンプンがピンとしたハリ感を、多糖類の一種プルランが表情の動きに合わせたフィット感を叶え、さらにこの素晴らしいテクスチャーが97%自然由来成分(※7)で構成されているということも特長です」。日本の処方技術を生かし、厳しい日本女性の感性をも納得させた繊細なフォーミュラは世界に向けて発信され、スキンケアに励む女性たちを魅了する。
小澤舞
パルファン・クリスチャン・ディオール
アジアイノベーションセンター 研究博士
日本の化粧品会社で処方開発に従事した後、2010年よりパルファン・クリスチャン・ディオールに参画。フランス本国のエリオス研究開発センターでの勤務経験を経て、2020年より現職。
幹細胞研究から生まれたヒアルロン酸へのアプローチ。
ヒアルロン酸が、肌の潤いや弾力のカギを握ることは、すでに広く知られているけれど......? ディオールの幹細胞研究から提言されたのは、年齢を重ねると「表皮のヒアルロン酸が、真皮に漏れ出してしまう」という驚きの事実。ハリ感低下の要因に新たなる視点を持ち込んだディオールは、85種もの分子を含む発酵ロンゴザエキス(※4)と、2種のヒアルロン酸を組み合わせ、肌をふっくらと保つヒアルロン酸デュオ(※3)を開発。ヒアルショットに配合し、シワ部位のハリ感復活に挑戦しているのだ。
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Jisoo /ジス
1995年1月3日生まれ。世界的に大人気のK-PopグループBLACKPINKのメンバーで、歌手、女優、ファッションモデルとして活躍。2019年、ディオールのファッション&ビューティのアンバサダー就任。
美容医療のヒアルロン酸注射3本分の量を配合。
あなたがハリ不足に本気で挑みたいなら、ル セラムとヒアルショットはベストなパートナーだ。化粧水で整えた肌に、まずはル セラムをなじませて。まるで吸い込まれるようにすっとなじみ、ふっくらと満たされていく感覚を抱けるはず。肌全体の土台を整えたら、目元や口元など気になる部分にはどこでもヒアルショットを。美容医療のヒアルロン酸注射3本分(※8)に匹敵するヒアルロン酸(※3)量を配合しているというから、セルフケアといえども侮るなかれ。細部までハリ感あふれる理想の肌へと導き、イキイキとした表情美を手に入れたい。
※1 ディオール調べ ※2 角層まで ※3 ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa(保湿成分) ※4 アフラモムムアングスチホリウム種子エキス、乳酸桿菌培養溶解質、酵母発酵エキス(整肌成分) ※5 アフラモムムアングスチホリウム種子エキス(整肌成分) ※6 ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na(保湿成分) ※7 自然由来指数97%(水81%を含む)ISO16128準拠 ※8 ヒアルショット1本15mlとヒアルロン酸注射2ml(ヒアルロン酸濃度1%)の比較
*「フィガロジャポン」2024年3月号より抜粋
photography: Shinmei(Sept) text: Namiko Uno