自分に似合うメイクとは？ あなたの美しさを引き出す、水野未和子のレッスン開催！

似合うメイクがわからない。もっと自分らしさを生かせるメイク方法を知りたい。そんな人たちのために、メイクアップアーティスト水野未和子によるレッスンを開催！ 彼女が伝える"ひとりひとりの美しさを引き出すメイク"とは？

メイクは美しさを"引き出す"ためのもの

多様性の時代。メイクの表現は自由になり、アイテムの幅も広がったけれど、「自分に似合うメイク」がわからないという人もいまだに多い。「イエベ」「ブルベ」の診断で選んだ色を纏ったり、SNSでバズったアイテムでメイクをしてみても、いまひとつしっくりこない......。

「そんな迷いを感じた時、誰かのメイクを参考にするのではなく、まずは自分の顔をじっくり鏡で観察してみてください」と水野は言う。
「似合うメイク、その答えはすでに、みなさんの顔の中にあるんです」

水野が提唱するのは、その人がもともと持っている魅力を生かし、立体感や生命感を際立たせる＝ディファインする「ディファインメイク」。

これまで雑誌や広告の現場で、俳優、モデルをはじめさまざまな被写体のメイクを担当してきた中で、プロのテクニックがなくても、より多くの人がディファインメイクを体験できるようになれば......という思いから、誰もがこのメソッドを取り入れられるアイテムを開発した。

第1弾の製品であるアイブロウブラシは骨格に合った"似合う眉"を簡単に描けると話題に。そして第2弾は目元、口元などに使えるマルチユースブラシ、チークやファンデーションに使えるブラッシュブラシ、目のキワやコンシーラーなど細かいスポット使いのできるベントスマッジブラシの3種のブラシと、目元、頬、唇に使えるフェイスカラー、アイブロウパレットの全5品が発売になる。

「メイクの役割は、隠すことでも、ないものを付け足すことでもない。顔の中にすでにあるものを"引き出す"ためのもの。自分らしさのその先に、あなただけの美しさが存在することを知ってほしい」

水野が「まずは自分の顔を観察してみて」と言うのはそんな理由から。骨格、目や肌の色、質感、まつ毛や眉の生え方......。そばかすだって個性。パーツの位置、形、ラインを知れば、自分だけの美しさを際立たせるヒントが見えてくる！

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生命感の鍵は"血色"

同じ顔の人は誰ひとりとしていないけれど、誰もが共通で持っているものがある。それは血色。じんわり上気した肌、赤ちゃんの柔らかな唇には、生命の美しさが宿っている。

「肌の持つ血色を引き出すように、その延長にあるカラーをなじませると、もとの肌色まで生き生きと見えてきます。トレンドに左右されるものではない、あなたの中にある本当の美しさ。その存在に、あらためて気付いてほしい」

今回発売となるアイテムを使い、水野が提案するのはミニマルで洗練されたワントーンメイク。そのHow toを動画で解説。

＜How to Makeup＞
1. 眉の描き方はこちらの記事を参考に。今回、立体感と奥行きのある眉を叶えるアイブロウパレットが新たに誕生した。

2. マルチユースフェイスカラー 01をマルチユースブラシ005ブラシにとり、上まぶたの外から内に向かって、やさしく均一に広げていく。

3. 毛の密度が高いベントスマッジブラシ 004を使い、下まぶたにもカラーを入れていく。

4. マルチカラーを指にとって頬の高いところにのせ、ブラッシュブラシ 006で広げる。チークは鼻の上を通って、両方の頬を繋げるように入れると、生命感あるヘルシーな表情に。

5. リップも目元と同じくマルチユースフェイスカラー 01とマルチユースブラシ005のコンビで。唇の山の部分から色をのせていく。全体になじませたら出来上がり。最後にバランスを見て、リップカラーは重ね塗りしても良い。

水野未和子｜Miwako Mizuno
メイクアップアーティスト。オレゴンに留学後イギリスに渡り、LCFでメイクアップを学ぶ。卒業後、フリーランスのメイクアップアーティストとしてロンドンでキャリアをスタートし、帰国後は多くの雑誌や広告、CMなどを手がける。その人がもともと持っている魅力を生かし、立体感や生命感を際立たせる「ディファインメイク」のメソッドには、数々の女優やモデルも厚い信頼を寄せる。著書に『ディファインメイクで自分の顔を好きになる "私だけの魅力"が絶対見つかる自己肯定メソッド』（講談社刊）がある。
Instagram: @mizuno.miwako