【フィガロジャポン35周年企画】 セルフケアで心まで整う好循環。ウカとのコラボワークショップをレポート!
Beauty 2025.12.01
2025年3月、創刊35周年を迎えたフィガロジャポンでは、「アールドゥヴィーヴルへの招待」をテーマに読者の皆様にさまざまな体験の場を提供しています。
11月11日(火)には、ニュウマン高輪のウカ ストア/ケア&シェアにて、ネイルケア、頭皮ケア、ヘアアレンジの3種のワークショップを開催。当日の様子をお届けします。

ネイル、ヘア、頭皮の3つのテーマでワークショップを開催!
9月にオープンしたウカ ストア/ケア&シェアは、ウカ初の"ケア特化型"サロンを併設したショップ。代表の渡邉季穂さんが30年以上にわたり取り組んできた、素の爪を健やかで美しくするためのメソッドにフォーカスし、発信していく場だ。ネイルケアをはじめ頭皮ケアやヘアケアなど、ウカの技術者がセルフケアの技をレクチャーする実践型のワークショップも開催している。今回のイベントは、そのワークショップをフィガロ仕様にアレンジ。
ワークショップは、3つのテーマとも座学からスタートした。季穂さんが講師を務めたネイルケアの回では、「綺麗な爪」の定義から、爪の形がもたらす印象、起こりやすい爪のトラブル、それを防ぐために知っておきたい爪の構造や必要な栄養素などを総合的にレクチャー。この知識を深めておくことで、後半のケア実践パートへの理解が高まる。

ウカのプロダクトも使いながらワークショップを進行。こちらは爪と爪母を健やかにする成分を届けるネイルセラム。
爪の基礎知識を学んだあとは、いよいよネイルケア実践。「ケアが大好きでネイリストになった」という季穂さんが「しっかりケア」「簡単ケア」の2パターンを比較しながら解説。しっかりケアの時は、指先をお湯につけ甘皮を柔らかくした後、プッシャーで押し上げ余分なキューティクルや角質を取り除く。

「プッシャーの動かし方がポイント」と、実践してみせる季穂さん。

適度な圧をかけてケア。コツをつかむまで、丁寧にサポートしながら教えてもらえる。
プッシャーを動かしていくと、不要なキューティクルがどんどんとれて爪まわりがスッキリ! 続いて爪表面をバッファーで磨いていくが、簡単ケアの場合は、ここまでのキューティクルケアのプロセスを省き、この磨くステップからでOK。粗さの異なる4面のバッファーを滑らせ、爪をつややかに仕上げていく。磨きが終わった後、ネイルセラムとオイルで栄養をたっぷり与えると、生まれ変わったようにぴかぴかの素爪が。「こんなにきれいになるなんて!」と、参加者たちも感激の様子。ケアしてキレイになった爪に、ウカのカラーベースコート ゼロから好きなカラーを選んで装い、思い思いに楽しんでいた。

季穂さんが監修した、コバコの4面バッファー。握りやすいサイズ感で使い勝手も抜群。

仕上げにはネイルセラムを忘れずに。
このコラボイベントのために、季穂さんがフィガロジャポン12月号の特集「おしゃれは身体表現のひとつ。」からイマジネーションをふくらませて、ネイルデザインをディレクション。参加者にはそのネイルレシピカードをお土産に持ち帰ってもらった。

イベントのために3つのネイルレシピを作成。

実際のデザインが施されたチップも展示された。
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ヘアアレンジの回では、ウカのスタイリスト田中真里菜さんが、サロンで数多くのお客さんと対峙してきた経験を生かしながら、スタイリングの極意を教える。

スタイリスト目線ならではの、おしゃれに仕上げるコツを伝授。
ヘアスタイリングで大切なのは、シャンプー&コンディショナーやアウトバストリートメントによる「素材づくり」、そしてスタイリング剤による「形づくり」と「質感づくり」の3点だ。ウカでは今年、髪悩みや髪質を生かしたアレンジを叶える6種のスタイリング剤が登場。ワークショップでは、田中さんがこのスタイリングシリーズを使い、参加者ひとりひとりの髪質をチェックしながら最適で簡単なヘアスタイリングを提案してくれた。

ヘルシーなツヤを与えてくれるオイルスプレーは、乾燥が気になる季節の強い味方。持ち歩きやすいサイズも魅力。

「結んだ時は、頭が菱形のシルエットになるときれいです」と形づくりのアドバイス。

ラブユアヘアシリーズは、選びやすくするために「モサモサ」「フニャフニャ」「ボサボサ」「ペチャンコ」「ギシギシ」「パサパサ」と悩みの原因をオノマトペで表現したネーミングもユニーク。
「分け目を工夫することでトップにふんわり感を持たせることができる」「ワックスを手に取る時は、指の股まで広げて伸ばして自分の手がコーム代わりになるように髪につける」など、田中さんが教えてくれたテクニックは、ちょっとした心がけでいつものスタイルがこなれて仕上がるコツにあふれていた。似合うスタイリングを見つけた参加者たちの明るい表情も印象的!
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頭皮ケアの回では、睡眠のお悩みにフォーカスしたセルフケアの方法をウカのヘッドスパスペシャリスト&毛髪診断士の小林貴登さんが解説。毎日の睡眠が私たちの心身にもたらす作用や、不眠のタイプ別対策法を学び、質の良い眠りを育むためのアドバイスを行う。

「入眠に時間がかかる」「夜中に目が覚めてしまう」「睡眠時間をとっても、眠った感じがしない」など、不眠のお悩みは参加者それぞれ。
「ヘッドスパ視点からお伝えすると、首の後ろが硬くなると脳への血液やリンパの流れが悪くなり、酸素や栄養が届きにくくなるんです。ここをほぐして、まどろむようなリラックス状態に導けることが、ヘッドスパの良いところです」と小林さん。プロの手に委ねる選択もいいけれど、日常のセルフケアで頭皮をほぐす習慣を取り入れるのがおすすめ。その強い味方となってくれるのが、ウカのケンザンだ。

ソフトなものからツボ押しできる硬さのものまで揃うケンザン。好みに合わせて使い分けることができる。

側頭筋に押し当て、そのまま小さな円を描くように頭皮を動かす。食いしばりの癖がある人はここが硬いはず。

ケンザンの縁をカッサのように使い、後頭部をほぐすのも◎。

マッサージには好きな香りのオイルを選んで。呼吸を深めながら行うとさらに効果的。
ウカのバームやボディオイルを使い、香りも楽しみながら頭皮をセルフマッサージ。「上半身がポカポカと温まってきた」「目が開いて視界が明るくなった」と、すぐさま効果を感じられた模様!
ネイルも、頭皮も、ヘアも、自分という素材をよく観察したうえでケアすることで、見た目はもちろん、心まで整う。心が整うと自己肯定感も上がる。そんな良い循環をもたらす体験と学びを、ウカ ストア/ケア&シェアでは今後も定期的に開催。ぜひあなたも体験してみて。
photography:Mari Hamada






