【伸びかけ白髪、撲滅委員会!】白髪を"生かす"スタイル提案。

Beauty 2017.07.10

白髪にまつわる悩みを抱える編集部メンバーによる"白髪撲滅委員会"。初回に続き、今回のスペシャリスト指南はトータルビューティサロンukaヘアカラーマネージャー、Cu by ukaカラーリストの高橋優子さんを迎え、白髪と上手に付き合うヘアスタイリングについてお聞きします!

Q:白髪を染めたいのですが、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナの違いは?

高橋さん

髪全体の色を明るくしたい場合はヘアカラーを選択します。ヘアマニキュアやヘナでは黒髪を染めることができません。ヘアカラーは色持ちや発色がよく、最近では髪が傷むことも少ないのですが、ジアミンアレルギーの方や頭皮が敏感になっている方には刺激が少ないカラーの選択肢もあるので、担当スタイリストに相談してみてください。ヘアマニキュアは髪の表面をコーティングするものなので髪にハリ、ツヤが出ますが、2~3週間で色落ちしてしまいます。ヘナの方が退色はしにくく、植物成分で髪のパサつきやダメージも抑えたカラーリングができます。ただし色のバリエーションが少ない点がデメリットです。

【カラーの種類と特徴】


Q:ワンデーのリタッチ剤を使う場合、上手に塗る方法はありますか?

高橋さん

髪をぴたっと撫でつけた状態で塗るようにしましょう。こうすると、リタッチ剤が頭皮や余計な部分にまでつくのを防げます。ハリ、ツヤを出したいならマスカラタイプ、ドライに仕上げたいならファンデーションタイプを選んで。ファンデーションタイプは、面で広く塗りたいときにも便利です。

Q:分け目やこめかみの白髪が目立ち、悩んでいます。うまく隠すアレンジ方法はありますか?

高橋さん

タイトにすればするほど白髪は目立ってしまうので、分け目については直線で取らずにちょっとカーブさせながら取ると、生え際が目立たなくなります。または前髪をオールバック風にするなど、毛を立ち上げることを意識して。こめかみの白髪は、長めに作った前髪を耳にかけてかぶせるか、ひとつに結んだあとサイドをちょっと弛ませれば、上手にカバーできますよ。実際に私もやっています(笑)。でも、白髪は"隠す"のではなく"生かす"という発想に切り替えることが大切。白髪があるからこそ映えるカラーもあります。私たちは「ヘアスタイルを楽しんで、頭皮のケアはしっかり」という提案をしています。


© Luxy Images/amanaimages

Q:ブラッシングや頭皮マッサージをする時のコツは?

高橋さん

ブラッシングは襟足から上に向けて、マッサージは頭皮を引き上げるようにしてください。一方向だけでなく、いろんな角度から行うことをおすすめします。スペシャルケアの時間がとれなくても、毎日シャンプー前にブラッシングするだけで頭皮の血流が促進され、汚れも浮きやすくなります。シャンプーブラシを使って、洗いながら適度な刺激を与えるのもいいですね。バスタイムの頭皮マッサージは身体も心もリラックスできるので、ストレス解消にもつながりますよ。

カラーリスト 高橋優子
トータルビューティサロンukaヘアカラーマネージャー、Cu by ukaカラーリスト。"肌を美しく見せるヘアカラーを"モットーに、その人のなりたいイメージやライフスタイルにベストマッチする提案を得意とする。
http://cubyuka.com/

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories