分岐点、35歳でしておくべきこと。 素肌を美しく保つために、35歳でやっておくべきこと。
Beauty 2018.02.16
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。表参道のシンシア・ガーデン代表、杉谷惠美にとって、35歳でしておくべきこととは?
杉谷惠美
シンシア・ガーデン代表
42歳
▼35歳で現れたエイジングサイン
以前は当たり前に保てていたことが、難しくなってきた。体重は増えていないのに体形が変わり、白髪も増え、ヘアカラーにも気を使うように。「40歳を迎えた時、どんな生き方をしていたいか?」を真剣に考え始めたのも35歳の頃。自身のブランド 、ママバターを育てながら、子どもを迎え入れるための身体作りをスタートし、36歳、37歳と続けて出産。
▼35歳でやってよかったこと
週に1〜2回、2時間程度のパーソナルトレーニングを始めたこと。精神的にもリセットできて、考えもクリアに。何ごとも時間ができたらやろう、と後回しにするのはやめて、興味があった英会話を始めたり、出かける前のベッドメイキングを習慣づけたり。酵素玄米も面倒だと思っていたがつくってみると意外と便利で、いまでも健康のために食べている。肌はファンデーションを 控える日をつくり、劇的に回復。 お付き合いのある CHICO SHIGETAさんに「ママバター(保湿クリーム)にエッセンシャルオイルを数滴混ぜてみたら?」と アドバイスをもらい、自分用にと実験的に作ったクリームがお気に入り。以来、ずっと保湿とツヤ出しに利用している。歯が白いと褒められるのは、アメリカで人気のハーブから作られた歯磨き粉の功績。
▼35歳でやらなくてよかったこと
特になし。いまはジュエリ ーをほとんど身に着けないが、若い頃は集めていた。そういうことも含め、経験が多いほど人生は豊かになる。
▼35歳でやっておけばよかったこと
人並みの趣味やレジャースポーツ。でも、その時間を仕事に費やしたからこそ得られたことも多いので、後悔はしていない。
「オイルを1、2滴混ぜて使用」。左:ゴールデンドロップス 15mℓ ¥ 7,560/シゲタ ジャパン 右:ママバター フェイス&ボディクリーム 25g ¥1,296/ビーバイ・イー
2018年発売予定。20種類以上のハーブとスパイスを配合。オーロメア 歯磨き粉 フレッシュミント 110g ¥1,296/ビーバイ・イー
物欲より経験意欲。それが大人を美しくする。
Profile
2006年、表参道にシンシア・ガーデンをオープン。その後ママバター、リンレンなどのナチュラル製品を数多く開発する。
texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)