リップクリームを自分で作る方法。
Beauty 2018.03.17
山口華恵
手作りリップクリームで唇にスペシャルケアを。 photo : iStock
保湿力と栄養価の高いリップクリームを手作りして、ふっくら唇を手に入れよう!
唇は、最も外気にさらされる身体の部位のひとつであり、寒さや雪、風などは唇の大敵である。乾燥して切れてしまいがちなので、当然特別な手入れが必要となる。ナチュラルな方法による手作りバームで、唇に潤いを与えたり、修復したり、柔らかくしたり、栄養を与えたりすることができる。今回は3つのレシピを紹介するのでぜひ試してみてほしい。
■毎日使いたい、高保湿リップクリームのレシピ
毎日唇のケアをしたいのであれば、ぜひこのレシピを試して自分本来の唇を実感してほしい。3gのミツロウを湯煎で溶かす。その後、シアバター5g、コーヒースプーン1/2杯のハチミツ、ココナッツオイルとオリーブオイル各大さじ2を加える。よく混ぜてなめらかになったら、湯煎から下ろし、あなた好みのエッセンシャルオイル(ラベンダー、レモン、ペパーミントなど)を数滴加えよう。もう一度よく混ぜて、しっかりと洗浄・消毒した小さな容器(瓶またはチューブ)に注ぐ。固まったリップクリームは最長1カ月冷暗所で保管できる。
■ひび割れた唇を修復する、リップクリームのレシピ
ひび割れた唇を健康な唇に変えたいなら、このリップクリームをぜひ試してほしい。湯煎に、シアバター1.4g、ヒマシ油1.4g、ヤシ油2.3g、キャンデリラワックス(北米南部の乾燥地帯に生育する植物から採取される)1.7gを溶かす。湯煎から外したら、有効成分のビサボロール3滴またアプリコットの天然由来香料5滴を加える。十分に混ぜてからチューブに入れ、室温にしてから使う。唇を修復し、柔らかくしてくれる。
■食べたくなる、ストロベリーリップクリームのレシピ
滑らかな唇を手に入れるには潤いが不可欠。そこで思わず食べたくなるようなリップクリームも試してみよう。湯煎でキャンデリラワックス1.1gと濾した白色カカオバター1.8g混ぜる。材料が溶けたら、湯煎から外して混ぜ、ヒマシ油1.4g、バニラオイル2.4g、鉱物色素(ピンク)0.05g、ビサボロール、そしてワイルドストロベリーの天然由来香料12滴を加えて混ぜる。その後、チューブに注ぎ、冷やしてから使用する。
texte : La Rédaction (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi
山口華恵
翻訳、ライター