ふたりのアーティストが競演、最旬モードヘア。 この春のヘアは、ショートマッシュ&ウェービーボブ!
Beauty 2018.03.28
アップカミングなヘアアーティストが、カットスタイルとアレンジを披露。TAKAO HAYASHIが提案する最旬モードヘアは、ワンカールのショートマッシュと、フェミニンなウェービーボブ。
丸さをソフトに仕上げて、自然な立体感。
- by Takao Hayashi -
<Short Mush>
前髪の重さを生かしてつくる、
ワンカールのショートマッシュ。
■ラフに崩して、丸みをあえてレス。
フラワードレス¥105,840/アイネア(イザ 0120-135-015(フリーダイヤル))
基本的なショートマッシュルームヘアにカットし、軽いワンカールのパーマをかけておくと、毛先に柔らかさが出てアレンジも自在。
「マッシュは整えすぎないラフさがポイント。ギークにならないおしゃれな抜け感を演出したい。内巻きにカールさせたら、保湿系のクリームタイプのワックスを手のひらにのばし、髪全体に軽くなじませる。素朴に見える丸さを強調しないように、サイドは耳にかけ、ラフなシルエットに崩して」
■前髪から続く毛先の外ハネがアクセント。
ストライプワンピース¥75,600/サイモン ミラー(エドストロームオフィス tel:03-6427-5901)
ベースの内巻きカールを逆方向に生かして、ノスタルジックな外ハネヘアにアレンジ。
「ソフトなヘアワックスを髪全体に揉み込んで、トップからサイド、バックへ髪を流すように根元からブラッシングすると、ちょうどいい外ハネになる。襟足は持ち上げるように軽くブローして、ボーイッシュに。仕上げは、ヘアスプレーを全体にかけて毛流れをキープ」
>>フェミニンなウェービーボブスタイル。
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<Wavy Bob>
フェミニンなウェービーボブを、
ウェットorドライの質感で。
■リラックス感のある、毛先の縦カール。
ブラウス¥63,720/イサ アーフェン(CPR TOKYO tel:03-6438-0178)
パーマがゆるく伸びてきたら、毛先をランダムに縦巻きにしてカジュアルなスタイルに。前下がりのボブだからさりげない仕上がりも似合う。
「根元からドライヤーで熱を当て、ブラシで髪をすくいながらまっすぐ伸ばす。毛先はアイロンで縦に巻いてスパイラルに。仕上げにクリームタイプのソフトワックスを全体に揉み込み、手ぐしで整えてふわりと仕上げる」
■カールを際立てて、大人の女らしさを。
エプロンドレス¥66,960/アイレネ(ルシェルブルーカスタマーサービス tel:03-3404-5370)
前髪長めのショートボブにカットし、強めのウェーブパーマをかけておく。
「ウェットな質感にすると、大人な女性らしいムードに。濡れた髪にムースをつけてドライヤーで乾かしたら、ヘアオイルを多めに使ってカールの束感とツヤ感を出す。ゆるくサイドパートにし、少ない方はかき上げて耳を出し、多い方の毛先は顔にかけて、シルエットを整えて」
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サロン勤務後、ヘアスタイリストJUN GOTO氏に師事し、2015年渡英。ロンドンを拠点にASASHI Barberのスタッフを務めつつ、エディトリアルなどで活躍。17年2月に帰国。
photos : TISCH (UM), coiffure : TAKAO HAYASHI (ota office), maquillage : NAGISA (W), stylisme : CHIE ATSUMI, réalisation : YUMIKO AKITA