肌と髪の素朴な疑問、教えてプロフェッショナル！ Q.1 くすんだ肌を10代の頃のように戻せる方法はありますか？

20代後半から30代のボーテスターたちが、いまさら聞けない美容に関する悩みや疑問を、プロフェッショナルな先輩5人にクエスチョン。コスメ選びやケア方法の答えを探ります。

＜Skincare｜お悩み解決のスキンケアの選び方、使い方。＞

Q.1 
10代の頃は何もしなくても肌に透明感があった気がするのですが、どうすれば透明感って出るの？
くすんだ肌をその頃に戻せる方法はある？

……佐々木 茜

透明感は肌色でもメラニンでもなく、角質層の水分量で決まるもの。
「25歳を過ぎた頃から肌の曲がり角に入り、角質層の水分量がガクンと減って、光の反射の関係で暗くくすんで見える。しっかりすみずみまで浸透して土台から潤すローションはもちろん、水分を蒸発させないようにカバーするクリームもマスト。肌を乾燥させやすいオイルクレンジングを毎日使っていないか、など落とすアイテムも見直して」（貴子）。

「30歳は、肌はもちろん身体にも心にも“足りないもの”“余計なもの”が見え始める時。それが透明感であり、くすみであり。
過不足を調整する化粧品で、毎日くすみの元をオフし、透明感を少しでも取り戻すケアをするしかないのかも。でも……！ 大人の影は“色気”につながるものでもある気がします。若さの後にやってくる憂いを不健康感や不幸感にしないように心がけながら、色気に変える。30歳は同時に、価値観をシフトさせる時でもあるのだから」（松本）