間違ってませんか? 手肌の乾燥を防ぐ冬のスキンケア。

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乾燥、ひび、かゆみ、あかぎれ… 手と寒さは折り合いが悪い。手荒れを治すための方法とは? 手のスキンケアにまつわる嘘と本当を5つのポイントに分けて検証する。

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冬にすべすべの手をキープする方法とは? photo:Getty Images

冬がやってくると、さっそく悩まされるのが手荒れ。寒さによる乾燥のせいで、手がかさかさしたり、かゆくなったり。ケアを怠るとひび割れができてしまうことも。すべすべの肌を取り戻したいという私たちのために、化粧品メーカー「SVR」の研究開発部長アレクサ・アンドレが、冬のスキンケアにまつわる嘘と本当を検証する。

手は身体の他の部分よりも敏感?

本当。手は身体の中で寒さに最も弱い部分のひとつだ。「手の肌はとても薄く、また常に外界にさらされています」とアレクサ・アンドレは言う。「そのうえ、身体はよくできているもので、生命維持に必要な器官が優先されるようになっています。そうなると肌はいちばん後回しにされてしまいます」。身体の他の部分に比べて分が悪いだけに、ケアには特別に気を配る必要があるというわけだ。

常にハンドクリームを塗っておかなければならない。

嘘。やりすぎは禁物。手が乾燥すると、ついハンドクリームをべたべた塗ってしまいがちだが、これは得策とはいえない。アンドレはこう警告する。「いつもクリームをつけていると、肌を怠けさせてしまいます」。人工的な油の膜は、肌を外部の刺激から守ってくれるが、クリームをつければつけるほど、肌自体が持っている皮脂膜を形成する機能が働かなくなってしまう。私たちの体にはしっかり働いてもらおう、手助けはちょっとだけにして。

手洗いは乾燥の原因になる。

本当。細菌恐怖症もほどほどに。手洗いは感染症予防に欠かせない。それはそうだが、リスクもある。石鹸が皮膚にダメージを与えることは知られているが、水の影響ということまではなかなか思い至らない。一見、無害に見えるが、水は冬の乾燥肌の一因となる。「水に含まれている石灰によって、細胞が収縮するのです。お湯を使うと、さらに皮脂が奪われます。こうしたことが炎症の原因となってしまうのです」とアンドレは言う。手洗いの後は、しっかり手を乾かすようにしよう。濡れたままだと、肌は外部刺激に対してさらにもろい状態になってしまう。洗ったばかりの手は、汚染物質、風、気温の変化などから肌を守ってくれる、脂質性のバリアが失われているからだ。「濡れた髪の毛をブラッシングする」のは何としても避けたい行為だが、アンドレ曰くそれと同じような結果をもたらすことになるという。

ゴマージュは手荒れを悪化させる。

嘘。ゴマージュで手をごしごし洗うと、手荒れがひどくなるのではないかと思うかもしれないが、実はそうではない。むしろゴマージュは、手を健康な状態に保つために欠かせないスキンケアなのだ。アンドレによると、クリームを塗る前には「毛穴を塞いでいるものを取り除いておく必要がある」という。「肌の死んだ細胞に水分補給をしても何の意味もありません」。栄養を補給する前に、まずは下地を整えておくこと。たとえ、ひび割れやあかぎれができていても。手作りのエクスフォリアン、あるいは手専用のゴマージュを活用しよう。もちろん身体用のゴマージュでもいい。

手のケアには、手専用の化粧品しか使ってはいけない。

嘘。お気に入りのハンドクリームのチューブがなくなりそう、そんな時も慌てないで。アンドレがこんなコツを教えてくれた。「顔にフェイスクリームを塗ったら、最後に手についた分を手全体に伸ばすといいでしょう」。朝、フェイスクリームを出し過ぎてしまった時も、これでもう無駄にすることはない。ただし、手仕事に取りかかる前は、あまり濃いテクスチャーのクリームは塗らないように。手が滑ってしまうから。毎日のスキンケアに、このちょっとしたコツを取り入れれば、間違いなくふっくら柔らかい手肌が戻ってくる。

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texte:Julia Avellaneda (madame.lefigaro.fr)

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