オスカー史上、最も印象に残ったヘアスタイルは?
Beauty 2021.04.23
第93回アカデミー賞のセレモニーが、4月26日(月)に行われる。オートクチュールやプレタポルテのドレスがレッドカーペットに登場するのはもちろん、ヘアスタイルも見逃せないところ。映画界の一大イベント、オスカーの歴史を彩ってきたヘアスタイルを振り返ってみよう。
2001年にオスカーの主演女優賞を獲得した時の、ジュリア・ロバーツの大きなシニヨンは忘れがたい。photo:Abaca Press
2001年のセレモニーで受賞したジュリア・ロバーツのグラマラスなシニヨン、2015年のレディー・ガガのポニーテール。長年の間、オスカーのレッドカーペットには洗練されたヘアが数々登場した。セレモニーに出席するセレブのヘア、ヘアスタイリストたちの挑戦とは? ゲストのパーソナリティと、有名ブランドのクリエイションによるドレスの両方に合うヘアを編み出すこと。そしてもちろん、目立つことと革新的なこと!
人目をひくためには、さまざまなテクニックが駆使される。アイコニックなヘアスタイル、シニヨンなら、トレンドに合わせて表情はいろいろ。ペネロペ・クルスは2005年、思いっきりハリウッド風のXXLシニヨンで。一方、ルーニー・マーラは、2012年、より大胆なバージョンで、ショートバングとシニヨンを組み合わせた。
【写真】スカヨハ、キャメロン、ペネロペ、アンジー……授賞式ヘアスタイル24選。
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三つ編み、ポニーテール
三つ編みは2002年のグウィネス・パルトロウや2009年のジェニファー・アニストンに見るように、ロマンティックなテイストを加え、チャレンジ精神いっぱいのアレンジに。ポニーテールのほうは、シンガーのお気に入り。2015年にはレディー・ガガが、2009年にはビヨンセが取り入れている。ジェニファー・ロペスのワッフル・ハーフアップも要チェックだ。
アシンメトリー、オリジナルなバリエ
レッドカーペットでは、アシンメトリーなアレンジも人気。2004年にはリヴ・タイラーが、2008年にはオスカーを獲得したマリオン・コティヤールが、そして2015年にはエマ・ストーンがアシンメトリーなアレンジで登場した。もっと過激だったのは、ショートのサイド刈り上げであっと言わせたスカーレット・ヨハンソンだ。
アクセサリー使いが決め手
ヘアアクセにも注目を。1998年にはキャメロン・ディアスがバレッタを、2000年にはウィノナ・ライダーがカチューシャを、そして2005年にはナタリー・ポートマン、2015年にはキーラ・ナイトレイがヘッドバンドを採用している。最近注目を集めたのは、ルーシー・ボイントンの、サイドパーツにパールをあしらったヘアスタイルだ。
texte:Justine Feutry(madamefigaro.fr)