NYバックステージで見た、新ブランドの衝撃。

先日、FLOWFUSHI新ブランドによる「KEEP OR DROP」キャンペーンのことを紹介しましたが、その続報です! 新ブランドの第一弾製品となるリキッドアイライナーが、2月11日にニューヨークで開催された3.1 フィリップ リム秋冬コレクションのバックステージメイクを担当しました。

ブランド名は未発表、そしてアイテムはアイライナーだけ。それでもバックステージを任されたという事実が、製品完成度の高さを期待させてくれます! 両者のコラボレーション実現の背景には、新ブランドが掲げる「UNFRAME THE BEAUTY」のフィロソフィ、国籍や人種、年齢などの枠にとらわれない挑戦への共感があったそう。

そんな貴重なショーに参加し、バックステージを取材してきました!

コレクションテーマは「彼女のためのワードローブ...」。3.1 フィリップ リムが続けてきたグローバルな女性へのメッセージをより強く発展させ、ワードローブに不可欠なアイテムに「上品な実用性」「エレガントなスポーツウエア」「ユースフルなテーラリング」といった相反する要素を加え、シルエットでの遊びや予想外のプロポーションにより表現したといいます。

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メイクアップは、これまで数々のブランドのショーを手がけ、シーンを牽引してきたアーティスト、ダイアン・ケンダルが担当。40名のモデル全員に、白のアイライナーをキーにした異なる40パターンのアイメイクを施しました。編集TIも間近で見せてもらいましたが、まぶたに大胆に引かれたラインが演出するクリーンな印象は共通しながら、モデルの顔立ちを生かしたデザインに昇華されていて、ひとつとして同じではない、個々の魅力を引き出していることを実感。新ブランドのコンセプトが、まさにメイクとして現れています。ダイアンは「アイライナーだけで40人それぞれの美しさが表現できることをメッセージとして伝えたかった」と語ります。

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白のアイライナーと組み合わせて、下まぶたにカーキやバーガンディといったシックな色のアイライナーを採用しているのも印象的でした。アイライナーのカラー展開にはヴィヴィッドな色もあるので、ショーのメイクではそちらを使いたくなるところでは……?と思ったのですが、コレクションのベージュ、ネイビーといった都会的なカラーのルックとの相性を見て「なるほど」と納得。

アーティストたちにアイライナーについて尋ねてみると、筆の描き心地や高発色なカラーの美しさに驚いたという感想が返ってきました。中には「重ねると汚くなってしまうアイライナーも多いけれど、これはキレイに描けるのよ!」と絶賛する声もあり、限られた時間の中でクオリティを求められるバックステージでもお墨付きなのだと思うと、ますます発売が待ち遠しくなります。

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ショー会場にはアシュリー・グラハム、サーシャ・ピヴォヴァロヴァ、鈴木えみ、ジェイソン・ウー、デレク・ラムといった豪華ゲストも来場していました!

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そしてコレクション期間中、地下鉄構内や街中で「KEEP OR DROP」キャンペーンのビジュアルがあちこち出現しているのを発見。

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ショーやキャンペーン、そしてニューヨークの街の様子は、「KEEP OR DROP」の結論が出た後、madameFIGARO.jpでまた詳しくレポートします。お楽しみに!

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