"いい加減"美容で、いっそ塗らないベースメイク。

ボーテスターのひとり、松本千登世さんが新刊を出しました。

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読めば美容の考え方がくるんと変わる、100のヒント。『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる「いい加減」美容のすすめ』 講談社刊 ¥1,430

憧れの女性であり、編集者の先輩、千登世さんと時々とりとめのないおしゃべりをする(いや、していただく)のを編集SKはいつも楽しみにしているのですが、本のサブタイトルになっている「いい加減美容」というワードは、そこでふと聞いたフレーズでした。いい加減=「適当でいい」っていう意味ではなくて、その人にとって「いい塩梅」の美容をするべきよね、と。このパワーワードにぐっときてしまった私は、2018年5月号フィガロジャポンのビューティ企画を「“いい加減”美容にしたい!」と拝借したのでした(左は、その時の朝日新聞の折り込みで配布された抜き刷り別冊)。

ネタバレしちゃいますが、著書24Pで「いっそ、ファンデーションを塗らない日があっていい」と言ったのはワタクシです。以前このブログにも書いたのですが、40歳を超えたあたりから、大好きだったパウダリーが浮くようになり、カバー力が高いリキッドを使って崩れた時の汚さに愕然とし、だったら素肌の状態を良くして、いっそファンデを塗らない方が清潔感があってキレイかも⁉そうしたら、めちゃくちゃ肌が楽だというのに気付いてしまったのでした。

千登世さんは、この章で、塗らないからこその手間のかけ方について書いています。塗らない肌で手抜きをしたら「疲れ」や「老け」につながるから、と。おおお、手間かけてないぞ私、ってどきっとしちゃう……

しかし。
この春、ファンデ塗らなくても手抜きに見えない、ティントベースが豊作。スキンケア効果もSPF値もあって、うっすら色づいて、素肌より素肌っぽい。いっそ塗らない派の時代到来デス。

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左から時計周りで、ちゅるんとした乳液感覚だから、鏡要らずで塗れるほど。フィト イドラ タン SPF15 全3色 40㎖ ¥11,550/シスレージャパン
肌にのばした時の精油の香りにうっとり。自然由来の色みでカバーする。エレメンタリー エッセンシャルEEクリーム SPF50・PA++++ 28g ¥11,000/イトリン
さらっとのびて肌をソフトフォーカス。夏に活躍しそう。ソーラーティンティドグローフロー SPF50+・PA++++ 全7色 30㎖ ¥5,280(6/10発売)/スリー
ケミカルフリーで肌の炎症もケア。かためのバームはコンシーラー代わりにも。UVカラーバーム SPF50+・PA++++ 全2色 18g ¥6,160/ドクター津田コスメラボ

肌も心も疲れている日はイトリン、休日や日中室内で過ごす日はシスレー、アレルギーぽくてかゆみや赤みのある日は津田バーム、気温が高い日はスリーと、いろいろ試しているところですが、どれもこれも“ほぼファンデ”。何より肌が軽くて快適。

ファンデ塗らないという手抜きをしても、その日の肌の“いい加減”を探していました。私。ほ。

シスレージャパン www.sisley-paris.com
イトリン www.itrimbeauty.com
スリー www.threecosmetics.com
ドクター津田コスメラボ www.tsuda-cosme.com

※この記事に記載している価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の税込価格です。

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