パリ街歩き、おいしい寄り道。/川村明子
マレにある人気ピタパンサンドイッチ屋さんから、 7月恒例ヴァンセンヌのジャズフェスティバルへ。
7月の週末は毎年、ヴァンセンヌの森にある花公園で、
ジャズ・フェスティバルが開催される。
お天気のよい日が続いていたので、ピクニックがてら行くのもいいかも!
とスケジュールを確認したところ、日曜の夕方のバンドが、キューバ音楽。
相変わらずキューバに思いを馳せながらも旅行が実現できていない私は、
この公演に行くことにした。
何を持って行こうかな~と考えて、
ちょうど同じ路線だし、日曜も開いているし、
マレのミズノンでピタパンサンドを買って行こう!と決める。
テルアビブに本店のあるミズノンは、
注文を受けてから作るので少し待つのだけれど、
いつ行ってもおいしくて楽しい気分になるお店。
テイクアウトをするのは今回が初めて。
ランチ時間もかなり遅めに行ったのに、この日も外まで並んでいた。
子羊のケバブサンドと、茹でたアーティチョーク+ソースを買って、
ヴァンセンヌへ向かう。
メトロ1番線の終点、シャトー・ドゥ・ヴァンセンヌで下車。
駅から公園の入り口までは7~8分歩く。入場券を買って園内へ。
コンサート会場の近くまで行き、よさそうな場所を見つけて、敷物を広げた。
とってもお天気がよくて、水着の人もちらほら。
演奏が始まると、前方には、スカートの裾を揺らしながら
踊っている女性たちがところどころに。
かと思えば、私の3メートル先くらいにいたお隣さんは、刺繍を始めた?!
日記をつけている人もいるし、みんな思い思いの過ごし方をしている。
実は、初めてのひとりピクニックだったのだけど、とーっても楽しかった。
そしてやはり、キューバに行きたい!気持ちが募ったのだった。
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