いまが旬! 人気パティスリーが推す、可愛いイチゴケーキ8選。
Gourmet 2026.02.10
フォルムの愛らしさ、みずみずしい酸味と甘さの広がり、100種類以上の組み合わせからなる複雑な香り......。パティシェはイチゴを前にして創造のイマジネーションが止まらない! シンプルだけに個性が光る王道ショートケーキから、ミルフィーユ、ザッハトルテ、タルト、ビスキュイとキュートに変身したイチゴスイーツを厳選。春爛漫の味わいを堪能して。
パティスリー リョーコ
PÂTISSERIE RYOCO
出来たてを味わう贅沢で、スイーツマニアを虜に!
南仏のミッシェル・ブラン、パリのアルノー・ラエールで修業した竹内良子シェフが、2012年、東京・高輪に開いたスイーツマニアで大行列ができた名パティスリー。イチゴの季節は、王道のショートケーキ「ジャポネ苺」ほかタルトなど3種類のイチゴを使った魅惑のケーキが登場。なかでも「ミルフィーユ苺」は、とろける生クリームとイチゴを来店してからデコレーションするほど出来たてにこだわり、ファンを虜にしている。風味豊かな国産小麦を使い、折り込む回数としっかり水分を逃す焼き方によるパイ生地の歯切れ良いサクサク食感が絶妙。作り立てのパイに包み込まれた大盛りの完熟イチゴが、甘さとみずみずしさを極限まで発揮する。

「ミルフィーユ苺」5号サイズ(15cmホールケーキのみ)¥7,200
シャルルアンリ
Charles-Henry
惜しげもなくのったイチゴが煌めく、リュクスなタルト。
フランスで料理人として活躍していたシャルルアンリシェフが東京・代官山にオープンしたタルト専門店。壁一面に花が描かれたおとぎの国のような外観で、足を踏み入れるとピングとゴールドを基調としたスタイリッシュなインテリア。店内のイートインスペースは常に満席だ。艶やかなイチゴが惜しげもなくのった華やかな香りと味わいのタルトは、宝石のようにエレガントな輝きを放っている。使用するイチゴは、最旬の「とちあいか」や「あまおう」。風味豊かなピスタチオクリームとふんわりとしたアーモンドスポンジを重ね、中にとろけるマダガスカルバニラムースと甘酸っぱいイチゴのコンポートを閉じ込めた。風味豊かなタルト台に漂うほのかな甘さや濃厚なイチゴの果肉がいつまでも余韻を残す。

「Tarte aux Fraises (イチゴのタルト)」¥2,500〜12,800
エキリーブル
équilibre
凛としたビジュアルに、格調高い味わいの正統派。
TVドラマ「グランメゾン東京」のスイーツ監修を手がけた德永純司シェフは、コンテストで数々の受賞歴を持つ実力派。オープン前から並ぶゲストがまず手に取るのは、正統派ショートケーキ。凛としたビジュアルには気品が漂い、確かな技術が格調高い味の深味を生み出す。フルーツ本来の味を楽しめるようにクリームを薄く伸ばし、しっとりキメのととのったジェノワーズ(スポンジ)でイチゴを包んだ。厚めの生クリームは、脂肪分40%と35%をブレンドし、濃厚でありながらも軽やかな口当たり。カスタードクリームと泡立てたバニラ風味の生クリームの層が引き出すコクが豊かな味わいを演出する。

「苺ショート」¥810
東京都品川区西五反田5-11-10 Relief不動前 1F
03-6417-4882
営)11:00〜19:00
休)火、水 ※ほか不定休あり
https://www.equilibre.tokyo/
パティスリー ショコラトリー レシィ
Pâtisserie Chocolaterie Recit
ピスタチオの香ばしさ×イチゴの甘酸っぱさがコラボレーション。
プレジール、アテスウェイ、マジドゥショコラなど数々の名店で研鑽を積んだ寺﨑貴視シェフの「フレーズ」は、東京のベストショートケーキに何度も選ばれている逸品。濃厚な日光金乃卵を使用し、きめ細かく柔らかなジェノワーズに染み込ませたイチゴにフランボワーズのシロップを利かせ、コクがありつつキレのよい九州産生クリームを優しく添わせる。ピスタチオを加えてアレンジした「フレジエ」も人気のひと品。イチゴとフランボワーズのシロップが染みたアーモンドのビスキュイに、イタリア産ピスタチオを合わせた。グランマニエで香りをつけた濃厚なクレームムースリーヌピスターシュは、イチゴの酸味と相性抜群。断面の美しさにも惹きつけられる。

「フレジエピスターシュ」¥940
東京都世田谷区松原5-26-15 松原パレス 1F
03-4362-9185
営)11:00〜19:00
休)月 ※ほか不定休あり
https://recit-tokyo.studio.site/
サルカラ
sarkara
"クラフト" イチゴが芳醇に香る王道の味わい。
焼き菓子を中心としたポップアップで注目を集めたサルカラの実店舗が、2024年12月にオープン。以来、多くのファンが足を運ぶ人気店となっている。大井博司シェフは、モンサンクレール、ル ショコラ ドゥ アッシュのスーシェフを歴任。独創性と確かな技術に裏打ちされた菓子作りを行っている。ショートケーキは、北海道産生クリームのコクと軽やかな口溶けが魅力。ふんわりと焼き上げたスポンジが口の中でほどけ、三重県・遊士屋苺農園の「完熟クラフト苺BERRY」と重なり合うことで、芳醇な香りが広がる王道の味わいに仕上げている。

「ショートケーキ」¥780
ノーマルベイク
nomaru bake
チョコレートのコクをイチゴと楽しむ冬のスペシャリテ。
母体が宮城県のイチゴ農家ということもあり、2025年オープン以来、旬の国産フルーツを使用したケーキや焼き菓子が大評判。ショートケーキは、全粒粉ときび砂糖を使ったしっとりふんわり優しい食感のスポンジに、大きくカットした「ミガキイチゴ」をたっぷりとサンド。スポンジとクリームの間に忍ばせたほんのり甘いカスタードと新鮮なイチゴの甘酸っぱさを絶妙なバランスで仕上げる。冬のバリエーションとして考案したのは、チョコレートの香りやコクを口の中でゆっくり味わえる、イチゴを使ったザッハトルテ。全粒粉&きび砂糖を使ったチョコレートスポンジに自家製イチゴジャムをサンドし、仕上げにグラサージュショコラでコーティング。トップに飾られた完熟ミガキイチゴがカカオのコクを際立たせる。

「季節のザッハトルテ<完熟いちご> 」¥650(テイクアウト)、¥662(イートイン)
いちびこ
ICHIBIKO
別格のクオリティ! イチゴ生産者が手がけるスイーツ専門店。
宮城県で「ミガキイチゴ」を栽培するグループ会社が手がける、イチゴの魅力を最大限活かしたスイーツブランド。生産者だけにフレッシュさや甘酸っぱさは別格。オープンまもなく、イチゴラヴァーがこぞって通う店に。ごろっとしたミガキイチゴの旬な味が楽しめるショートケーキのほか、バニラムースタルト、プリン、フラッペ、パフェなどイチゴスイーツパラダイス! ファンの多いビスキュイは、ふわり&ほろほろ食感のメレンゲを合わせ、複数のクリームを組み合わせたシャンティに存在感抜群のミガキイチゴを挟んだ。生クリームはイチゴを引き立てる脂肪分が低く、さっぱりとした味わい。甘酸っぱい果肉としっとりと柔らかいスポンジがバランスよく融け合う。

「いちごのビスキュイ」¥810(テイクアウト)、¥825円(イートイン)
東京都台東区鳥越1-30-10
03-5825-4734
営)11:00〜18:00
休)月、火 ※祝日の場合は営業
https://ichibiko.jp/store/sangenjaya/
イコール
EQUAL
メレンゲと季節のフルーツが彩る華やかな逸品。
フランスの3ツ星レストラン、トロワグロでアジア人初シェフパティシエを務め、注目を浴びた後藤裕一シェフ。2019年のオープン以来、行列が絶えずスイーツラヴァーを魅了している。季節によりフルーツが替わるショートケーキは、柑橘が旬の時期、デコポンを加えて彩り豊かに。ふわふわの3段スポンジに挟んだたっぷりのイチゴとゴロっとしたデコポンの存在感が際立つ。ほんのり漂う自家製ジャムの香りが甘いアクセントに。トッピングのメレンゲは、フランス菓子のムラングシャンティのようなシックな風合い。スポンジとクリームの口溶けにサクッとした軽快な食感を加える。
「いちごとデコポンのショートケーキ」¥780
text: Miki D'Angelo





