パリ街歩き、おいしい寄り道。/川村明子
装飾芸術美術館の『ファッション・フォワード』展から、ニース風サンドイッチが看板のお店へ。
装飾芸術美術館で開催の『ファッション・フォワード』展に行った。
友人から、素晴らしかった!と聞いていた展覧会。
いやぁ、もっと早くに行けばよかった。興奮しっぱなしだった。
ルイ15世~16世、ナポレオン1世時代と
変遷を見るのも大いに楽しかったけれど、
最後の、近代から現代のクチュールドレスが展示された間に移り、
一気にテンションがあがった。
そして、背中にカットがありリボンのついた、
サン・ローラン時代のディオールのドレスに目が釘付けに。
やはり背中が大胆に開いた、カール・ラガーフェルドによる
クロエのロングドレスも素敵だったなぁ。
2周してもまだ去りがたいほどに、見応えがあった。
あまりにじっくりと見ていて、お腹がすいた。
装飾美術館を出て、目の前の通りを直進。続いてオペラ大通りを渡り、
サンタンヌ通りもずっと真っすぐ。
サントーギュスタン通りを曲がって、バニャールへ。
ここでは、ニース風サラダを具にしたサンドイッチ、パン・バニヤをはじめ、
地中海テイストのサンドイッチやサラダが食べられる。
具材の鮮度がよいだけでなく、ヴィネガーまでも自家製で、特注のパンも美味。
夏だし!と思い注文したサラダ・ニソワーズを食べつつ、
展覧会の余韻に浸った。
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