激辛四川麺料理と、サイ・トゥオンブリー展。
フランス人は辛いものを食べられない、
が定説だったはずなのに、激辛四川料理のお店に
行列ができるようになった今日のパリ。金曜のお昼に
Trois fois plus de piment (=唐辛子3倍)に行くと
やはり8人ほどが待っていた。ほどなくして中に入れ
甘辛のタレがかかった水餃子と、山椒と花椒が効いた
四川風牛肉麺を注文。辛さはレベルを選べるので、
いちばん控えめな0.5にしたら、
おいしい辛さで、難なく食べられた。
次回は坦々麺にしよう。
からだもすっかりあたたまって、
歩いてすぐのポンピドゥーセンターへ。
目当ては、サイ・トゥオンブリー展。
すでに行った友人たちから、”とてもよかった!”と
聞いていたのだけれど…… 私には激しく感じられた。
落書きのような線描は、一見強くないものの、
何か、激しさを含む重みがあって、少し苦手だった。
いちばん最後になって少し柔らかい作品があった。
フランス人は作品を見ながら、よく話すよなぁと
美術館に行くといつも思う。今回面白かったのは、
「さっぱりわからない」と言っている人の声を
何度も耳にしたこと。こんなのは初めてだったな。
会場を出ると、まさに日が沈むところだった。
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