ラシーヌ・デプレと、マイヨール美術館。
右岸に2店舗展開していたラシーヌが、
左岸に出店(それに伴い右岸のラシーヌ2は閉店)。
住所を見たら、へぇ〜こんなところにできたんだ!
とまず場所に惹かれて、行きたいなぁと思った。
近くにあるマイヨール美術館の企画展に行くつもり
だったので、ちょうどいい。ラシーヌ・デ・プレは、
rue du Bacの交差点から少し中に入ったところ。
ランチタイムのラストオーダー直前にお店に着くと、
運よくひとつだけ空いていた、カウンターの端の席に
通された。
これまでのラシーヌはアラカルトしかなかったのに
ここではランチのムニュが設定されていた
(前菜+メイン+デザートで33ユーロ、
前菜+メイン/メイン+デザートは29ユーロ)。
前菜はすぐに、鶏レバーのテリーヌに決まり。
メインはキントア豚か牛ハラミ肉かで迷った末、
キントア豚をオーダーしたら、すでに品切れ。
で、牛ハラミ肉にした。そうしたら、
両方のお料理の付け合わせを出してくれた。
隣に座ってたムッシュと、最近行ってよかったお店の
情報交換で話がはずむ。ここの夜のメニューにある
リ・ド・ヴォーは絶対食べた方がいいよ!というので
また来なくちゃ。ランチもぜひまた来たいところ。
カフェを飲みつつ、ブログに載せたいことと、
ブログの趣旨をスタッフに伝えると、
「目の前の教会もとても美しいよ」と教えてくれた。
もっと前に中に入ってみればよかったなぁ、と少し
後悔するほどに、美しくて温かさのある教会だった。
小さくて静かな広場にあるサン・トマ・ダカン教会。
いいところだったなぁ。
なんだかとても落ち着いた気分になって、
rue du Bacの交差点を渡り、マイヨール美術館へ。
20世紀前半にパリとNYにギャラリーを構えた
美術商ポール・ローゼンベールをテーマに、
彼と交流のあったピカソやマリー・ロランサン、
レジェなどの作品が60点ほど展示された企画展。
いやぁ、面白かった。
企画展のタイトルにもなっている
21, rue la Boétie にあったというギャラリーの
モノクロ写真が見られるのだけど、美術館以上
とも思える迫力ある作品がずらっと並んでいて
びっくり。ギャラリーから上階につながる
自宅への階段に飾られた絵画にも、ため息だった。
楽しかったなぁ。
この展覧会は7月23日まで。また行きたいなぁ。
7月16日までブールデル美術館で開催の、
バレンシアガ展にももう一度行きたいのだよなぁ。
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