アーヴィング・ペン展とパティスリー"キャラメル"。
開催を心待ちにしていたグラン・パレでの
アーヴィング・ペンの展覧会。
ファッションウィーク中は混んでいるだろうと思い
少し落ち着くのを待って、行ってきた。
モード写真しかこれまで知らなかったのだけど、
惹かれたのは、人物よりも物を撮影した作品だった。
それも食卓まわりのもの。
数あるポートレート写真の中には、
リチャード・アヴェドンもいた。
じっくり2時間半くらいかけて観て外に出たら、
とてもいいお天気。
アンヴァリッドに向かって橋を渡り、
サン・ドミニク通りを曲がって、Karamelへ。
キャラメルをテーマにしたパティスリーだ。
これまでにヴィエノワズリーは何度か買っていて、
その度に、お茶をしに来たいなぁと思っていた。
おなかが空いていたので、まずはキッシュと、
デザートはレモンのタルトにしようと、一度は
決めたはずが、キャラメル色をしたフランを見たら
どうしても味見したくなってしまった。
色がおいしそうなのだ。
実は私はそんなにキャラメルが好きなわけではない。
やっぱりとても甘いし。でも、色にやられた。
食べてみると、わずかにほんのり苦味があって、
かちっとしたプリンのようだった。
半分くらいできっと飽きるだろうし、残りは
持って帰ることができるかな、なんて考えていたのに
結局全部食べた自分に、ちょっと驚いた。
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