今年最初のアイスと、ルーヴル美術館の夜散歩。
どんどん日が伸びている。
今日の日の入りは21時24分。
この時期、夜間開館日(水・金曜)に
ルーヴル美術館を訪れるのが私は好きだ。
ドラクロワ展も開催されているし、
久しぶりに、行くことにした。
そうだ、きっともうクープ(パフェ)が出てる!
と思いついて、セバスチャン・ゴダールに寄ってから
向かおう、と夕方少し早めに家を出る。
行ってみて、メニューを見たら、クープが無い。
激しくがっかりしながらも、アイスにシャンティは
つけてもらえるか聞いてみたら、「もちろん」という。
それで、グリオットとフランボワーズのアイスに
クレーム・シャンティをつけてもらうことにした。
あんまりにも私ががくーんとしていたからか、
クープはもうすぐ始まる予定です、と後から
スタッフの人が教えてくれた。
先週、暖かい日が続いてすっかり夏気分でいたけれど、
夏のメニューになるには確かにまだ早い。
生クリームが好きなので、おいしい生クリームの
絞られた、おいしいアイスで十分満足だった。
おやつを食べ終わり、ルーヴル美術館へ。
まずドラクロワ展から観ることにする。
大作をはじめ絵画が多く展示されていたのだけれど、
高校生の時の日記や、押し花が挟まれたままの大人に
なってからの日記なんかがあって、それが面白かった。
見終わったらすでに20時近く。
ドノン翼の上の階へ行くことにした。
目当ての作品があるわけではなくて、
たまに見える空の色の変化を感じつつ、
あてもないままにお散歩したかった。
しばし彷徨って、そろそろ日がだいぶ傾いてきたなぁ
という頃に、シェリー翼の3階へ向かった。
雲が広がっていて、それこそ絵画のような色の
夕暮れの空を、かつて王宮だったこの館から眺める。
贅沢なことだよなぁと思う。
閉館は21時45分。
外に出たら、深く青い空になっていた。
ARCHIVE
MONTHLY