心地よい空間で水の季節を感じるアート展
こんにちは、都田です! 先日、ブログで告知したイベントが無事終了しました。
6/8(土)~15日(土)にかけて、南品川の「器の店 沈丁花」店内にて開催されたイラストレーター・カイフチ エリさんと、国内外での活躍で知られる陶芸家の多田佳豫さんの2人展「ぽたん ぽたん ちゃぽん 展」。
カイフチ エリさんが手がける水彩の滲みやコラージュが魅力の作品と、美しい釉薬が広がる多田佳豫さんの器を楽しめるというのは、格別な安らぎをもたらしてくれました。
雨のしずくが作る音から生まれるインスピレーションから生まれたテーマで、会場入り口で迎えてくれるのは、カイフチ エリさんがワークショップ活動で制作するモビール。準備中からもうすでにワクワク。
今回、初めて企画展に向けた作品を制作し、お披露目をするというカイフチ エリさん。これまでの活動を通して、もっと表現したいという気持ちがたくさん描かれた作品が並びます。
企画展のスタートと同時に、事前の告知やお店のウィンドーを見て、複数のお問いわせがあったんだそうですよ。
左から 沈丁花のオーナー岩倉千律子さん、陶芸家の多田佳豫さん(中央)、イラストレーター・カイフチ エリさん(右)
企画展の前日6/7(金)は、プレビューデーとし、繋がりの深い関係者を招待しました。さらに、夕方には「器の店 沈丁花」オーナー岩倉さん、カイフチ エリさん、多田佳豫さんの3人から作品に寄せる思いを聞ける会を設けました。
参加者は、心温まるエピソードと並々ならぬこだわりが詰まったお話が聞けたことで、イベントが一層盛りあがりました。
私は、テーマとのつながりを感じる琥珀糖を制作し、有機抹茶で点てる薄茶とともに来場者に提供しました。また、「器の店 沈丁花」オーナーの岩倉さんが所持する多田佳豫さんの抹茶茶碗を使わせていただけたことは、何より嬉しかったです。
多田佳豫さんは、パリを拠点に現代美術作家として、数々のキャリアを持ち、2016年に神奈川県茅ヶ崎市に築窯しました。手がける作品には、台湾・中国茶器、茶の湯の茶入や茶碗などがあります。華やかだけど、甘すぎない。絶妙なバランスにファンが多いのもうなづけます。
花器と愛用の良い近隣のフラワーショップと茶道や着物の共通点を通じて私がコラムを執筆する「木下着物研究所」のご紹介しました。
現在、会期は終了していますが、6/30(日)24時まで、「器の店 沈丁花」オンラインショップで、カイフチエリさんの作品のみ販売中です。ぜひこちらもチェックしてみてください。
◯ぽたん ぽたん ちゃぽん 展
会期:6月8日(土)~6月15日(土)11:00-18:00
*現在は終了しています。
*6/30(日)24時までオンラインショップにおいて、カイフチ エリさんの作品を販売中。
器の店 沈丁花 140-0004 東京都品川区南品川2-3-8
Instagram:@jinchoge_0131
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