毎日の暮らしに欠かせない、お茶と香りのイベント
こんにちは、都田です! 日本を拠点に、中国語による様々な情報を発信するメディア「哈啰日本」の協力により、素敵なイベントが実現しました。
イベントテーマは、『日本文化を守り伝える茶道を学び、オリジナルアロマの香り作りを楽しむワークショップ』。
毎日の暮らしに欠かせない、お茶と香り。私たちの心と体を美しく健康に、そして癒しのひとときをくれる存在です。その素晴らしさを伝える1日となりました。
会場は、インバウンドの好景気を感じる、賑やかなエリア浅草で日本の素晴らしさを伝える香りのショップ「iminu」。
その2階にあるワープショップスペースです。なんとも贅沢な空間です。以前コラムでご紹介したことがご縁となって、この店舗を運営する株式会社キャライノベーション 代表取締役 清水篤さんのご協力のもと、お借りすることができました。
午前は、日本文化について。外国人に向け、茶道の表千家で学び、講師資格を有する私が担当いたしました。そして午後は、清水さんのレクチャーで、参加者が事前に選んだアロマを重ね、香水作りを体験してもらう企画です。
本来の茶道とは、日本の建築様式を取り入れた茶室で行いますが、この日は、特別にテーブルで行います。「茶道の歴史を紐解き、その奥深さと日本の伝統的な行事 桃の節句」を紹介し、参加者自身でお茶を点て、一緒に楽しみました。
今回使用した抹茶は、歴史は古く茶源郷と伝わる京都府相楽郡和束町産の在来種の茶種の抹茶。仕事を通じて、現地と繋がりを持つ清水さんからわけていただきました。通常、販売していないのだそうです。
お菓子は、吉祥寺 亀屋萬年堂製の茶席菓子「桃の花」。特別にお土産も用意したのですが、同じく萬年堂の「古代雛あられ」。これは私の願いを込めたもので、沖縄産波照間産 黒糖をからめたお菓子です。ミネラル豊富な黒糖を摂取することで健康と美容を意識しています。
さて、午後からは、清水さんのご担当である香水作りのワークショップ。もともと土日に開催しているワークショップなのだそうですが、ここ数年、香水の人気が高まっているブームを背景に、問い合わせが絶えないのだそうです。
はじめに、参加者が作りたい香りのイメージを設定するところから始まります。トップ、ミドル、ラストという香りのノートを構成するアロマを選びます。
そして、ペーパーに香りを染み込ませたスティックを並べます。まるで、香水師のような体験です。最後にブレンドをして完成!
季節や気分、時間であったりと、イメージが膨らみます。個性の違う香りを組みわあせるとまた新たな香りが生まれる奥深い香りの世界。参加者の皆様に大変喜んでいただけたようです。
今回、ご協力いただきました「哈啰日本」では、イベントのほか、日本国内外の中国語圏のユーザーに向けた良質な情報を発信しています。新たな日本の魅力を再発見したい方は、ぜひご覧になってみてください。
東京都台東区浅草2丁目1−5 OPEN 11:00−18:00 月曜定休
Instagram:@inimu.jp
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