
イギリス・オーガニックレポート vol.2【ロンドン編】
お待たせしました!イギリス・オーガニックレポートの続編です。
「人は自然を身近に感じないと、心身のバランスを崩す」
オーガニックコーディネーターでもある私の上司の言葉。確かに、植物エキスや天然の香りといった心をくすぐる要素がいっぱいのオーガニックコスメを愛用する、水や緑という自然そのもの、またはそれに近い環境を欲する、これって柔軟にバランスをとろうとする私の本能によるものであるかもしれません。
さて、今回はイギリスの良さを改めて実感したロンドン市内中心部をご紹介します。
現地でいつも頼りにするのは大学時代からの友人、きょうこちゃん。ロンドンに10年ほど住んでいて、思いついたときにパッと連絡すると積極的に情報を教えてくれるので、いつも手助けしてもらっています。
ロンドンといえば公園ですよね。一般公開されている王立公園を始め、たくさんの緑に囲まれた公園が町中にあります。イギリス人のシティライフに欠かせない身近な存在です。特に曇りの多いイギリスでは、短い夏の間、わずかな日差しの下で緑の芝生に敷物もなく、寝ころんでくつろいでいる人を多く見かけます。
続いて、食料品やコスメが揃うオーガニックスーパー「Whole Foods Market」。近くのスーパーマーケットでもオーガニック食品は購入できますが、ここではさらに人や環境に負担となるものを取り除けるアイテムや、フェアトレード商品といった選択肢が豊富です。
例えば、集中的に必要な栄養素を摂取できるコールドプレスジュース。低温圧搾で抽出していて、なによりも新鮮!安心して飲めます。
そして地元人の台所、「Borough Market」(英国一のフードマーケット)も訪れるべき場所です。週3日間だけ営業していて、安くておいしいオーガニック食材がイギリス中から集まります。今回訪れてみて外国人の旅行客が増えていました。ずいぶん観光地化していて驚きました。
最後に、人気ショップやカフェが立ち並ぶCovent Gardenにあるベジタリアンレストラン「Food For Thought」。1階と地下のテーブル席は常に満席で、「冷凍食品や電子レンジに頼らず、新鮮な食材を使った料理をリーズナブルに提供する」という徹底したこだわり。金融街に勤め、シンガポールやドバイを行き来する男性と相席になり、「なぜこのお店を選んだのか」「今就いている自分の仕事」「おすすめのレストラン」話などで盛り上がりました。
こうしてロンドンにいると、本やTVでは得られない東京にいるときの1年分近くのオーガニック、コスメ、ローフードに関する情報をリサ―チできてしまう感じです。思ってもいなかったときに良い人や情報と巡り合う環境の力を、ロンドンに強く感じます。次回はオーガニックレポート最終です、番外編をお届けします、お楽しみに♪
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