
10月22日(水) 明日の黒、アフリカ、ユニフォーム。
パリコレの感動ふたたび!
先週のパリ出張の時差ボケが、今頃やってきた感じで調子が出ません!
引き続き、山のようなデスクワークが進まないまま、そして山がどんどん膨らむ中、
午後の隙間にどうにか時間を作って、コム デ ギャルソン、ジュンヤ ワタナベ、
タオの展示会へ。
これだけはどうしても行かなきゃ!
南青山の会場でパリコレでのときめきがグッと戻ってきました。
まず ジュンヤさん。アフリカがテーマという春夏シーズンは、
アフリカの生地からという鮮やかな、そして多様なプリントが圧倒的にフレッシュ。
ひとつひとつをよく見てみると、妙にポップだったりモダンだったり。
柄を見ているだけで、未知なるアフリカにときめきました。
でも、ショーでは後半の方に出てきた真っ白なコットンレースの一連もすごーく好き。
心洗われるようなピュアな可愛さなのです。
思わず何度も、個人的お買い物スイッチがオンになりそうに・・・。

そしてタオ。栗原タオさんのブランド、今回は「ラブ・ユニフォーム」がテーマ。
金ボタン、マリンボーダー、ブランデンブルグ風などなど、制服好きにはたまらない
アイデアいっぱいのコレクション。
パリコレのショーは、まるでキュートな兵隊さんの行進みたいだったけど、
今日の会場にはそんな服を着たボディが、
タタタッと一列に並んでいました!
フィガロで活躍中のスタイリストの松尾千鶴子さんに、
会場でばったり会ったのだけど、
大のお洋服好きの松尾さんも、「タオ、たまらんわよねえ!」と、かなり興奮してました。

コム デ ギャルソンは、"Tomorrow's Black"=明日の黒、が今シーズンのテーマ。
黒の新しい美しさ、新しい可能性が伝わるすごくパワフルなコレクションです。
Tomorrow's Blackなんて、ここ15年くらい、ワードローブが真っ黒な私にとって、
なんともグッとくる響き。パリでのショーと展示会で感じた、
理由なく前向きな気持ちがふたたび蘇ってきました。
パワーのある服ってスゴイなあと思います。
春夏シーズンももちろん、ずっと黒は着続けようっと!
コム デ ギャルソンのTomorrow's Blackです。素材使いが面白い!
3ブランドともに堪能した後、すぐにまた、会社のデスクに戻りました。
今日こそは終わらせなくてはならない宿題をやりつつ、明日の撮影の準備をしつつ、
編集部の皆との次号の打合せも数本。
で、また宿題に戻っていたら、今日はとうとう夜中になってしまった!
考えてみたら私たちって、いつも宿題だらけの人生だなあ。
いついつまでに考えておくこと!っていうお題が何もないときなんてありません。
どんな仕事も、少なからずそうでしょうが。
さて・・・明日までの宿題、全部終わったかなあ。というわけで今日はこの辺で。
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