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秋の夜長は、平野由希子さんのペアリング和つまみ本をお共に。

最近新しい傘を手に入れて、雨の日も悪くないかもと思ったりしている編集Dです。

さて素敵な本のご紹介です。フィガロブロガーとして、「平野由希子のおつまみレシピ」を連載中の料理研究家平野由希子さんが、先日新しいおつまみ本『和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒』を刊行されました。

ご自身も日本ソムリエ協会認定ソムリエの平野さんが、ワインテイスター/ソムリエの大越基裕さんと共同で出されたこのおつまみ本は、ただのおつまみ本ではないのです。呑ませる料理と合わせたいお酒、つまりレシピのすべてにお酒のペアリングの提案が書かれています。

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美しい写真で食欲と呑み欲がそそられます。少し早いですが、呑むこと、食べることが好きな友人へのギフトにもおすすめ。

家に残った材料からでも、お酒からでも、あらゆる角度から楽しいアルコールタイムを演出してくれるこちらの本。嬉しいのはおつまみの作る手順がとにかく少ないこと。さらに、お酒は赤ワイン、白ワインと書かれていることもあれば、きちんと銘柄も指定されていたりと、ペアリングに関して、じっくり案内してくれます。

本を手にした瞬間から、ひとまず一気読み。早く食べたい&呑みたい!と思いつつ、少し忙しい日が続いていたので、平日に作ることは断念し、週末に本を見ながら2品つくってみました。

実際に作ったのは表紙に出ている「まぐろの黄身醤油和え」と「たこのやわらか煮」

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写真はいまひとつで恐縮なのですが、味はとっても美味。まぐろはたっぷり入れたゴマとたまごの黄身が相性抜群。たこは、炭酸水を使用したおかげで軟らかく、そしてしっかり味がしみ込んでいます。

赤ワインが飲みたい気分だったので、赤ワインがおすすめとされるおつまみを選んでみました。
まずはたこのやわらか煮を仕込んで、そしてまぐろに和える黄身醤油を用意して…と作り始めたら、15分も掛からずほぼ完成。いつもブログで読むレシピも本当に手軽なのですが、こちらも本当に簡単! たこは準備ができたら煮込むだけなので、その間にまぐろで一杯スタートです。
こんなに簡単なら、週末を待たずとも、忙しい平日だって手軽に美味しい時間が作り出せそうです。

せっかくなので、写真を撮ろうと集中していたら、まぐろに振りかける仕上げの黒コショウも、付け合わせのわけぎもすっ飛ばしていました。(泣) 黒コショウを忘れるって、結構味が違っただろうに…とショックに感じつつも、十分美味しくいただけたので大満足。
和食好きとしては、目からうろこのおつまみとお酒がいっぱいの本のお陰で、雨降り続きの週末も、家に籠って楽しめそうです。
 

●本の詳細
タイトル『和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒』
料理:平野由希子、お酒:大越基裕
ナツメ社 刊
\1,300(税別)

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