
東京の新名所、無印良品 銀座へ!
今週末の東京はお花見日和ですね。出かけるのが楽しくなる、気持ちのいい季節になりました。花粉さえ飛んでなければ……涙目でこのブログを書いています、編集YUKIです。
さて、そんな季節に、新名所が誕生しました。
その名も「無印良品 銀座」「MUJI HOTEL GINZA」。
場所は有楽町駅から徒歩5分ほどの並木通り沿い。真っ先に目に入ってきたのは、懐かしい雰囲気漂うロールパンと、ひと目で無印良品とわかるシンプルなトースター。
中に入ると新鮮そうな野菜たち。よく知っている無印良品とは少し様子が違います。
ここは、ショップ「無印良品 銀座」とレストラン「MUJI Diner」、ホテル「MUJI HOTEL GINZA」が併設された、世界旗艦店。無印良品の世界観を表現する見どころがいっぱいです。その魅力をざざっとご紹介します。
まずは地下の「MUJI Diner」へ。生産者の方々と交流しながら調達した食材で、できるかぎり化学調味料を使わず、シンプルな調理法で提供する“食堂”。内装にはレンガと古材を使い、食品倉庫をイメージしたそう。
ランチメニューから、焼き魚定食¥1,200。毎朝、小田原の漁港から届く新鮮な鮮魚が、日替わりで提供されます。
こちらは唐揚げ定食。ランチは「おいしい定食」がテーマだそう。銀座の真ん中で、こんなホッとするお料理をいただけるなんて。
夜のメニューから、「宮崎ハーブ牛のグリル サーロイン」、大分の郷土料理「りゅうきゅう丼」など。「みんなで囲む食卓」をテーマに、小皿料理や季節の焼き物、肉や魚の大皿料理がラインナップ。何だか自然と笑顔になってしまいそうな料理たちです。
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では、上の階へ移動。1階に生鮮食品やベーカリー、ブレンドティー工房などがあり、2階から5階までが無印良品の店舗です。
4階はリビングルームやキッチン・テーブル用品、子ども服などを扱うフロア。Found MUJIコーナーでは、エストニア・リトアニア・スペインのかごが特集されていました。
イデーのオリジナル家具や雑貨を扱うコーナーも。いまはイデーパシフィックから、インドネシア諸島や環太平洋地域で作られる家具や、化石化した木のオブジェなどが並びます。
書店「MUJI BOOKS」もあります。
5階のベッドルームコーナー。どのフロアでも、商品とリンクする素材感を生かしたディスプレイが無印良品らしいです。
6階には「MUJI HOTEL GINZA」のレセプションと、デザイン文化の発信基地ともいえる「ATELIER MUJI GINZA」のギャラリー、ライブラリー、サロンがゆるやかに繋がります。
ギャラリーでは現在、『言葉からはじまるデザイン』と、デザイン界の巨匠エンツォ・マーリを特集する『栗の木プロジェクト展』が開催されていて、どちらもとっても素敵です!
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いざ日本初の「MUJI HOTEL」の中へ。
7階から10階に、9タイプの全79室の客室があります。予約はMUJI HOTELの公式サイトからのみ。上の写真は二段ベッドの25㎡の「タイプG」。ベッドのマットレスは、無印良品による「眠りと姿勢」の研究に基づいて開発されたものだそう。家具からアメニティまで、客室内の備品の多くが購入可能。実際に使い心地を体感できるのがいいですね。
こちらは、ツインタイプで36㎡の「タイプF」。どの客室も細長く天井が高いのが特徴。ホテルは、CLASKAなどのホテル経営と設計でも知られるUDSが手がけています。
いちばん広い「タイプI」は、広さ52㎡。奥には畳スペースがあり、本棚も設けられています。
ホテルのフロントの壁には、かつてこの街を走っていた都電の敷石を、フロント脇にあるレストラン「WA」の壁(写真)には、古い船の鉄板を切り出して再利用。レストラン入り口の土壁には無印銀座 有楽町店の跡地の土を混ぜ込んでいて、有楽町の“街の記憶”も取り込んでいるのだといいます。
WAは、日本各地で受け継がれてきた料理を、旬の食材を使ったおばんざいで味わう和食店。3カ月ごとに、日本各地の地域の料理にスポットを当てていくというので、そちらも楽しみです。
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1階に戻り、生鮮食品売り場で、小松菜の菜の花のおひたしを試食させていただきました。苦味のある春の香りが、口の中いっぱいに広がりました。高菜や小松菜、山東菜にも菜の花があると、初めて認識しました。時期が短く、通常はあまり出回らないのだとか。今回扱っていたのは、埼玉県小川町の「風の丘ファーム」さんのもの。無印良品のスタッフが実際に畑を訪れたそうです。購入する野菜について、そんなお話を聞けるのもいいですね。
1階にはほかにも、32種類のオリジナルレシピから選べるブレンドティー工房があったり、
鶏めしや深川めしといった日替わり弁当が購入できたり、
ベーカリーでは朝7:30から焼きたてパンを購入できたり、10:00からはフレッシュジュースやソフトクリームも食べられたり、
無印良品のお菓子が入ったギフトを買えたり。とにかく盛りだくさんな新名所の誕生です。銀座を訪れた際には、ぜひいろんな楽しみ方をしてみてください!
東京都中央区銀座3-3-5
Tel. 03-3538-1311
営)10:00〜21:00
※ベーカリーのみ7:30〜21:00
https://shop.muji.com/jp/ginza/
MUJI Diner(B1F)
Tel. 03-3538-1312
営)7:30〜21:30L.O.
https://www.muji.com/ja/diner/l/ginza/
MUJI HOTEL GINZA(6〜10F)
Tel. 03-3538-6101
全79室
http://hotel.muji.com/jp/
レストラン WA(6F)
Tel. 03-3538-6102
営)11:30〜15:00L.O.、17:30〜22:00L.O.
https://www.muji.com/jp/ginza/l/wa/
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