Editor's Blog

平成元年生まれ、折坂悠太という音楽家。

こんにちは。編集REIです。

タイトルに書いた折坂さんの話の前に、
美容に疎いわたしが最近衝撃の出合いをした、
いまいちばん愛用しているヘアケアアイテムについて少し。

190603-blog02.jpg左から、ヘア&ボディオイル「SHオイル」レモンミント(59ml)¥3,888、全身用保湿クリーム「SHバーム」ローズウッド(57g)¥2,700/アミコレ

ニューヨークのロウアーイーストサイドに住むアミコレさんが作った、100%植物由来かつ低刺激の「Amikole(アミコレ)」です。

どちらも、原料はアフリカのシアの木の実から採れた天然100%のもの。それぞれヘアケアとしてだけでなくボディの保湿にも使えるのですが、オイルは髪をタオルドライした後に、ワックスはスタイリング剤として使っています。

毎日必ず香水をつける匂いフェチとしては、特にスタイリングの仕上げとして使うシアバターの香りが重要。アミコレのシアバター「ローズウッド」の香りは、アロマのような心地よさと、美容院からの帰り道に嗅いだことのあるようなあの爽やかで気持ちのいい抜ける香り。香水を邪魔するほどのきつさはなく、ほんのり香ってくるちょうどいい残り方が抜群なのです。

ワックスとしても優秀で、バームは手になじませるとほどよく溶け出し、パサついた髪をしっとり艶やかに仕上げてくれます。ベタつきすぎて髪が固まるのはあまり好きではないので、ほどよく動きの効くこの固さが使いやすい。

ドライヤー後にパサつきやすく、髪が広がりやすい方にぜひおすすめしたいプチ情報でした。

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それでは、本題に。

先日、折坂悠太さんのワンマンライブに行ってきました。
場所は、鶯谷の「東京キネマ倶楽部」。

190606-orisaka03.jpgPhoto : TAIKOU KUNIYOSHI

いつもリキッドルームやUNIT、WWW Xのライブに行くことが多いので、「大正時代のオペラハウスを再現」したというホールは、クラシカルな洋館のムードでとても新鮮。

今回のライブは、昨年10月にリリースしたアルバム『平成』を携えた東京・大阪ツアー。

折坂さんの歌は、詩として読んでいたい美しさ、はっとするリズムの文節やひと昔前に聴いたような懐かしさを覚える歌声がある。そしてそれが音楽隊によって演奏されるとき、移動式音楽教室で世界を周っている旅人のような印象もあり。

けれどたしかに日本、東京というものを知っていて、どこかあの時代にもこの時代にも生きていたのではと思わせるような時代レスな歌声と音があるのです。

ビブラフォンやアルトサックス、トライアングルやフルート、ときにクラップハンズも演奏に加わり、音楽とはまさに「音を楽しむ」ことだなと実感するばかり。

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そして照明の演出もすばらしかった。いつの日か見たような夕陽を思わせる、左真横から強く差す太陽光に近いライトや、歌詞に合わせて青や赤に変わり観客の気分を表現するような演出、そしてときに折坂さんや演者のみに当たるスポットライト。

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190606-orisaka10.jpgPhoto : TAIKOU KUNIYOSHI

そんな演出こそが、わたしにまるで森の中や、都会の道中の夕日が沈む瞬間などの情景を浮かばせるのでした。

お客さんたちもすっかりムードに魅了され、鳴り止まない拍手でアンコールは2回。

190606-orisaka09.jpgPhoto : TAIKOU KUNIYOSHI

一度袖幕へ下りた後のリラックスしたメンバーのみなさんが改めてお客さんを巻き込み、「旋毛からつま先」の合唱を誘うなど、会場が一体となる温かい再演の時間。音楽の力をしみじみと感じるひとときでした。

そんな素晴らしい体験をした後、会場を出てすぐの「長山」でラーメンを食べながら、毎日こんな過ごし方ができたらと、思わず夢をみてしまう1日でした。

190606-orisaka05.jpgPhoto : TAIKOU KUNIYOSHI

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