
富士山の宝永山でハイキング。
大きなふたつの台風で被災した方々、復旧作業や支援に勤しんでいる方々に、一刻も早く日常が戻りますように祈っております。
こんにちは、編集NSです。先月、富士山の側火山「宝永山」に登ってきました。静岡側から眺めると、深くえぐれているあの部分です。
富士山の登山期間は、今年は9月10日まで。6合目より上はもう立ち入れませんが(登っている方が結構いましたが)、6合目付近の宝永山はもう少しだけハイキングができます(天候や気温にご注意ください)。標高は2693メートル。いちばん近い富士宮口五合目(約2400メートル)までクルマで行き、そこから登りました。
ひとつ前の週の3連休は、午前5時すぎに駐車場がいっぱいになっていたという情報もあったため、5時を目指して五合目へ。真っ暗な道を登っていくときに、シカをたくさん見かけました。この日は午後雨予報だったので、駐車場はずいぶん空きがありました。
五合目から見上げる山頂方面、遠くから見る富士山とはまったく違う様子です。
この日は幸運なことに、雲海を見ることができました。
宝永山方面に歩いていくと、十字架が見えました。と思ったら標識でした。
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標識のあるところから、宝永山の全景が見えました。あのえぐれた部分は、こんな形をしていたなんて! 写真ではなかなか伝わりませんが、大迫力です。中央右側が宝永山山頂、左側が江戸時代の噴火でできたという第一火口、右下は第二火口です。ここまでは結構平坦な道でしたが、ここから登ったり下りたりがなかなか激しくなっていきます。
こんな道をとことこ行きます。見たこともない風景です。
斜度もあるのですが、地面が砂利や砂のためとにかく歩きにくいです。運んだ足がざざっと滑ってしまったり、少し埋まってしまったり。ゲイターがあると、靴に砂利や砂が入らずに済みます。
富士宮口五合目~宝永山山頂の往復は、3時間~3時間半ほど。頂上直前の「馬の背」手前、かなり斜度のきついところで霧が立ち込めました。娘が怖がってしまったので、ここで断念。周囲には紅葉したオンタデが点在していて、不思議な光景の中を戻りました。朝早く出発しましたので、これから山頂へ向かう方々と何度もすれ違いました。頂上まで行かなかったのに、「お姉ちゃんがんばったね!」と声を掛けられた娘は、ちょっと恥ずかしそうにしていました。
火口の上まで戻ってきました。左側は愛鷹山(あしたかやま)。その奥の雲の下に、私が生まれ育った沼津の街があります。身近すぎて登ろうと思ったこともなかった富士山(の麓)に、恥ずかしながら今回ようやく足を踏み入れました。富士山山頂までは行かなくてもいいかなと思いつつ、比較的気軽に異界に迷い込める宝永山山頂には、またトライしたいと思います。
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