Editor's Blog

スタンダップコメディにはまっています。

こんにちは、編集NSです。地上波をほとんど観なくなり、テレビに映し出すのは動画配信サービスばかりになりました。最近、楽しむようになったのがスタンダップコメディ。YouTubeで字幕なしを観るほどの英語力はなく、興味はあるのに触れてきませんでしたが、そんな状況をNetflixがあっさりと変えてくれました。

Netflixには1時間程度のスタンダップコメディのエピソードがたくさんあり、もちろん字幕付き。自分に合わない笑いもありますが、おもしろいものを見つけた時の喜びは格別です。

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モー・ギリガンは1988年生まれのイギリスのコメディアン。

最近おもしろかった作品のひとつが、「モー・ギリガンのエネルギー満タン(Mo Gulligan: Momentum)」。絶妙な人物模写で「そういう人いる!」「そんな人いそう!」の笑いを取ります。真似るのは自分の父母だったり、昔のクラスメートやいじめっ子、クラブでいきがる男女などなど。表情、言葉遣い、声色、仕草を駆使して笑わせます。ゆる〜い雰囲気の中川家のような? ステージにバンドを従えているのも特徴で、音楽に乗せたあるあるネタも楽しいです。

「モー・ギリガンのエネルギー満タン」予告編。

もうひとつ紹介したいのが、マレーシア出身コメディアンによる「ロニー・チェンのアメリカをぶっ壊す(Ronny Chieng: Asian Comedian destroys America!)」。“アジア系から見たアメリカ”という視点から、切れ味鋭いツッコミを連発します。人種にまつわる笑いがあれば、下ネタもあったり。しかめっ面でネタを繰り出すのがまたおもしろいんです。

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ロニー・チェンは世界中で大ヒットした映画『クレイジー・リッチ』にも出演していました。

「ロニー・チェンのアメリカをぶっ飛ばす」予告編。

私がスタンダップコメディが気になるのは、ユーモアが好きという以上に、日本以外の国のことを垣間見ることができるから、というのが大きい気がします(映画もそんな楽しみ方をしています)。Netflixで観られるのはアメリカのスタンダップコメディが多いのですが、その国の笑いのツボや旬のトピック、文化や習慣のこと、差別やタブー、生きた言葉に触れられるのがなにより楽しくて。文化が違っても笑えるものは多いですし、以前に映画や本から得た知識と結び付くことで笑いに至る、ということもあります。

エイミー・シューマーやアダム・サンドラー、セス・ローゲンといった、映画界で活躍するコメディエンヌ&コメディアンの作品もあります。先日、『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』『ジョン・ウィック』などで知られるジョン・レグイザモの作品を見つけ、彼がコメディアンでもあることを初めて知りました。

これからもいろいろトライしてみたいと思います。

「モー・ギリガンのエネルギー満タン」「ロニー・チェンのアメリカをぶっ壊す」はともにNetflixオリジナル作品。Netflixにて独占配信中。

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