2月17日（火）「質のよい眠り」で、がんばれるカラダづくり。

2月16日のブログでは、KENZOKIのクリームのところで、
ストレスホルモン「コルチゾール」について、ちょっと触れました。
今日は、それに直結するおハナシ、「睡眠」についてです。

アラフォーの現実に立ち向かう！

昨年1年間、（いまとなっては休刊してしまった）月刊男性誌『アテス』に
配属されていました。
そのアテス12月号にて「40代のリッチな男性の、睡眠改善プロジェクト」の
特集を手がけました。
時間的に余裕のある男性誌の編集だったからこそ、
専門医師への取材した情報をもとに、自分自身の体力状態と睡眠状況の
コントロールにいろいろ挑戦できる、そんな絶好の機会に恵まれたのです。
アラフォーはアラフォーでも、オーバー40側のアラフォーの私。
この睡眠コントロール大作戦で、体力の限界をもう少し先延ばしでき、
また、生活環境がぐぐぐぐ～っと改善されたように感じてます。

女性誌などでは、美肌をキープするため成長ホルモンが盛んな時間に
眠ろうとか、ハーブティーの効用や適切な枕選びなど、
プロダクト紹介の企画も多いですよね。
フィガロジャポンでも、2008年12月20日号（No378）にて、
「短くても、質のいい眠りを　冬の夜長に、美容睡眠のすすめ。」
という特集がありました。

08年12月20日号（No378）。第一特集は年末恒例の人気特集「愉しい読書」です。 ｐ184から、睡眠特集です！　

コルチゾール、午前3時の法則。

女性誌も睡眠にいざなうプロダクトも活用度大ですが、
アラフォーの仕事人オンナとしては、日々の生活は男なみで、
労働時間はムチャクチャ長い！　そして体力は衰退の一途。
そんな状況で、短くて上質な睡眠をとるには、
どうしたらいいの？　そのギモンにシンプルに応えてくれたのが、
「コルチゾール分泌のメカニズム」でした。

夜中に仕事をしている時、ものすごく眠かったのに、
午前3時を過ぎると目がさえる、という経験はありませんか？
その正体が「コルチゾール」なのです。

先日のKENZOKIのところでも触れたように、コルチゾールはストレスホルモンです。
「やるぞ!」という気合いをカラダに起こしてくれるサインのようなもの。
朝日がのぼり、陽が沈み、夜になり......、という地球の1日のリズムを過ごす以上、
ヒトのカラダは午前3時ごろから、「これから1日が始まります！
カラダを目覚めさせましょう」というコルチゾールが分泌されるのです。

この時間から眠ろうとすれば、「起きなさい」というカラダの命令と
「眠らなきゃ」という状況が同時進行し、どちらも中途半端になってしまうのです。
つまり、午前3時をまわってからの睡眠は絶対いいものではない。

だからこそ、短時間でもいい睡眠をとるには、
「午前3時より前にどれだけ眠っているか」が大切。
単純に早寝早起きがいいから、というよりも、このメカニズムを知り、
納得した上で、睡眠のコントロールを実践した私の場合は、
早寝早起きという良き行いの継続性が保たれました。
3時前により多くの睡眠時間を得るために仕事のスタート時間を調節したり、
どうしても遅くなった場合は、入浴を諦めて帰宅後すぐにベッドに入る、など、
いままでの価値観をがらりと変えて、24時間のコントロールが
できるようになったのです。

質のよい睡眠は、昼間のパフォーマンスをアップするエネルギーを作ります。
仕事の上でも優先順位を見極めるのが早くなるし、
机まわりの整理整頓も以前よりスムースに行えるようになり、
カラダにいいものを食べる習慣もできました。

ヒトは本来、光の中で働き、闇の中で休息するもの。
カラダのメカニズムに正直に暮らせば、ムダが減り、
心地いい時間が過ごせるのは必須です。

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