山の上ホテルに１日お籠りするという贅沢。

桜があっという間に満開になったと思ったら、既に葉桜。はかないなあと思いながらも、春の陽気に力をもらえている気がする、編集MIです。

先日、ずっと宿泊したかった山の上ホテルへ滞在してきました。レトロな建物の佇まいや気配が心地よく、心からゆったりと過ごせたとてもよい時間でした。

宿泊したダブルのお部屋。

デスクの片隅に咲く一輪のバラ。

ベッドの壁には植物のリトグラフ。

窓側のこの席で、時折窓の外を眺めつつ、ずっと本を読んでいました。

甘糟幸子さんと、朝吹真理子さんのエッセイを。

赤いじゅうたんで飾られた階段。エレベータに乗らずに、階段を歩きたくなる。

随所にあしらわれたタイルもたまらない。

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ホテルに到着したら、おやつの時間。チョコレートとキャラメルが交じり合うスイートビターな味。

朝はやっぱりオムレツ。

朝ごはんのクロワッサンがふたつ、ほかほかと布にくるまって、幸せそうでした。

朝はアメリカンブレックファスト、午後にはパーラーでケーキを、夜は鉄板焼き。と、なんだか食べ過ぎた感はありますが、丸一日ここで過ごせたことに、ささやかな幸せを感じて。

ホテルで一日読書をしてゆったりと過ごせるなんて、贅沢な時間かも。このホテルはそういうあたたかな夢を叶えてくれる場所。