Editor's Blog

みんなで一緒に料理を囲める日が来たら・・・

はじめまして、少し前にPen Magazine Internationalなど海外向けコンテンツを作る部署から異動してきた編集Fです。

いまはなかなか機会がありませんが、友人たちとごはんする時、頭を悩ませるのがレストラン選び。特にベジタリアンやヴィーガン、またグルテンフリーの食生活の友人と一緒の時は、みんなが楽しめる飲食店を探すのはなかなか難しいもの。そんな悩みに答えてくれる素敵なレストランに、少し前に行ってきました。東京・JR田町駅から徒歩7分のところにある「biotable.(ビオターブル)」です。

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6月にオープンしたこのお店は、ヴィーガン、グルテンフリー、低糖質、ペスカタリアンなど、食に対するさまざまな考え方や価値観に対応しながら、素材にこだわったメニューを提供してくれるレストラン。近年ヴィーガンやベジタリアンの専門店が増えつつありますが、そうでない人も一緒に楽しめるレストランはありそうでなかった! この日はイギリス出身のベジタリアンの友人と二人で訪問しました。

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開放感あふれるテラス席。すぐ隣には川が流れ爽やかな風が吹き込んできます。

ホワイトウッドを基調としたインテリアで統一された店内は、ハイセンスながらもほっと落ち着きます。川沿いに面したテラス席は開放感抜群! まるで海外のおしゃれな友人なおうちにホームパーティにお邪魔したような、そんな非日常ながらもリラックスできる空間になっています。

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グリーンやウッド素材をふんだんにつかった店内。肩肘はらずに料理を楽しめます。

店内のオープンキッチンで作られるお料理は、食材はもちろん、素材が持つ栄養素を壊さないよう調理法にもこだわった品ばかり。ディナーは前菜、パスタ・リゾットなどの主菜、メイン、デザートからアラカルトでチョイス。メニューには「ヴィーガン」「グルテンフリー」というカテゴリが記載されているので、どんな人でも安心して選べます。

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ディナーメニューの一部。ヴィーガンのメニューがある一方で、ペスカタリアンやお肉を食べたい人も満足できるメニューがあるのもうれしい。

「良いものは見た目も食べても美しい」というお店のコンセプト通り、どの料理も味はもちろん色鮮やかで、舌と目を楽しませてくれます(そして、お料理のお皿がそれぞれ違っていてかわいい!)。

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「パクパク食べるいろんな雑穀と木の実のbiotable.'s サラダ」(¥1200)。雑穀やドライフルーツが入っており、シンプルな味付けながら甘みと酸味、そしてプチプチとした食感が楽しめます。

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「毎日食べたくなる季節のリゾット」(¥1600)は、季節ごとにメニューが変わります。私が行ったときはズッキーニとホタテのリゾットをいただきました。ズッキーニのソースはお野菜だけで作ったとは思えないほどクリーミー! トッピングされたホタテがまたジューシーで大満足。

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彩りが美しい「メカジキのグリル パプリカソース」(¥2200)。メカジキのグリルを、シチリア島の夕日をイメージしたという少しピリッとしたパプリカソースと一緒にいただきます。黒い胡椒のようなものは、なんとドライオリーブを粉末にしたもの。知らない食材に出会えるのも楽しいですよね。

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デザートの豆乳のセミフレッド(¥800)は、口に入れた瞬間、ミントの香りが広がるとっても爽やかな一品。お腹いっぱい食べた後でもペロリといけちゃいます。

特に感動したのが「ソイミートのパーフェクト ヴィーガン ラザニア」(¥2200)。見た目はボリューム満点のラザニアですが、動物性たんぱく質は一切使っておらず、ソイミートと米粉とタピオカ粉をつかったパスタを使った完璧なヴィーガンメニュー。 「日本ではお肉を使ったラザニアしかなくて外では食べられない...」と残念がっていた友人もこれには大喜び! 

私はソイミート初体験でしたが、味も弾力も本物のお肉のよう。濃厚な味わいでありながら、食べ終わった後胃にずっしりくる感じが全くなく、お肉大好きな私も「ラザニアはソイミートがいいかも・・・」と思ってしまいました。

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ボリューム満点のラザニアは、女性二人で分けて食べても大満足のボリューム。男性客にも大好評のメニューだそうです。

なお、このお店はフードロス・ゼロを目指した取り組みを行っており、食べきれなかった食事はお持ち帰りも可。私もラザニアをお持ち帰りさせてもらいました。

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食べきれなかった食材は紙製のおしゃれな容器に入れてくれます。持参した容器に入れて持ち帰ることも可能だそうです。

ランチではパスタ、リゾットなどの主菜に+¥1000でメイン、サラダ、ソフトドリンクが付けられるコースメニューも楽しめるそう。また、ナチュールワインなどアルコールメニューも充実(しかもリーズナブルなんです!)しており、訪れるたびに新たな楽しみ方が発見できそうなレストランです。

状況が落ち着いたら、ぜひともオープンテラスで友人たちのわいわい食事とおいしいお酒を楽しみたいと思います。

ビオターブル
biotable.
東京都港区芝浦3-19-17アンビエンテ芝浦2F
tel:03・6809・5499
ランチ:11時~15時、ディナー:17時~22時
日曜定休(祝日除く)
http://biotable.jp/

 

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