手元の小さなジュエリーが、人生の幸福度を上げてくれた。
こんにちは、編集Tです。
今日も蒸し暑く、厳しい残暑が続きますね。
そして、今年の夏は、とにかく暑かった。
「猛暑」を軽やかに飛び越え、「酷暑」「災害級の暑さ」という表現が定着した2023年夏。
正直、お洒落だとか、ファッションだとか言っている場合ではありませんでした。
そもそも冬生まれ、九州育ちで、新陳代謝が活発な私。
ただでさえ暑がりで、夏は外気に暑がり、冬は室内の空調に暑がり、
一年中暑がっているような人間です。
今年の夏は、実に辛かった。。。
必然的にこの夏の私のファッションは、いかに涼しく過ごせるか、ということを追求したスタイルになるわけです。
ヴィンテージを購入し、さらに私の手元で追熟させ、マイヴィンテージとなりつつある20年近く愛用しているデニムのオーバーオールに、リブの幅とカッティングが好みな白のタンクトップ。
この服装が一番涼しいと発見してからは、
往年のスティーブ・ジョブズかなというくらい、毎日、同じ服装で過ごしていました。
(肌に直接触れるタンクトップは、気に入ったものがあると同じ色とサイズを5枚くらい買うようにしています)
デニムのオーバーオールを制服化してこの夏の暑さを凌いだ私ですが、
ファッションにまつわる仕事をしているのに、こんなだらしがない格好でよいのかしら、、、とふと疑問を抱くことも。
大暴落しそうになる自らの自己肯定感にブレーキをかけてくれたのが、日々、自分の目に触れるジュエリーたちでした。
暑くて重ね着なんてできない日が続いても、ジュエリーだったらいくらでも重ねられます。
さらに、身体が浮腫んだりして多少体型が変わったとしても、ジュエリーだったらどこかの指には入ります。
ジュエリーには、私の人生を丸ごと優しく受け止めてくれる包容力があるのです。
ジュエリーって優しいんだね。
ありがとう、ジュエリー。
君たちがいてくれて良かった。
今日も相変わらず蒸し暑いので、
黒いTシャツにヴィンテージのスノーカモパンツを合わせただけの、モードとはかけ離れた出立ちの私ですが、
手元には大好きなジュエリーを重ねています。
「大人たるもの、好きなジュエリーを重ねて自分自身で人生の幸福度を上げていこ☆」と、今日も自分にエールを送る編集Tでした。
左手にはティファニーのパロマグラフィのLoveのリングに、ヴィンテージのクラダリングを重ね付けしています。右手は、小指にカルティエのトリニティリング、薬指に園部悦子さんのホワイトトパーズのリング、中指にエルメスの馬モチーフのヴィンテージリング。時計は、エルメスのナンタケットのブレスレットウォッチ。左手はシルバーのカラー、右手はゴールドのカラーを意識してミックスしています。
ARCHIVE
MONTHLY