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『神の雫』サロンで知る、新たなワインの楽しみ方。
こんにちは、編集部のワインエキスパート、まりモグ先輩とYKくんにすっかり感化され、夜な夜な(時に昼から)ワインを飲み歩くTFです。昨年末になりますが、「神の雫Wine Salon」、ワインの輸入商社Grando、そして麻布十番のフレンチレストランCourage(クラージュ)共催のクリスマスイベントにご招待いただき、YKくんと参加してきました。
「神の雫Wine Salon」は、『神の雫』の原作者、亜樹直氏が世界中の美味しい食とワインをキュレートするコマースメディア。現在SNSを中心に展開していますが、2024年1月には、これまで漫画に登場したワインのデータベース、ワインの表現、マリアージュが無料で楽しめるウェブサイトがリニューアルオープンする予定だそうです。今回はそれに先駆けた記念イベントで、会場では、『神の雫』に登場する"十二使徒"ワインの一部、そして若手料理人の国際コンクール「サンペレグリノ ヤングシェフ」日本代表として世界大会のファイナリストまで進み、ゴ・エ・ミヨ2022にて「期待の若手シェフ賞」を受賞した古屋聖良シェフの料理が振る舞われました。
会場には『神の雫』に登場した貴重な使徒ワインのほか、ニュージーランドのワインを輸入する「ワイマラマ」セレクトの貴重なワインも。
パテ・ド・カンパーニュとクラージュのスペシャリテ、クラージュサンド。クラージュサンドには鴨のスモークとたっぷりのトリュフが! 赤ワインが進みました。
この日、クラージュの古屋聖良シェフがおいしい料理を提供してくれました。
当日はスペシャルゲストとして、亜樹直氏も登場(*亜樹直は、樹林ゆう子氏と樹林伸氏姉弟の共同ペンネーム)。イベントで提供された"使徒ワイン"を解説してくれました。漫画で「第11の使徒」として紹介されたスペインの「フェレール・ボベ・セレクシオ・エスペシャル 2015」が供された際には、その熟した果実の香りと少しスモーキーな味わいを「落日の夕日」と表現。現地を訪れ、五感でワインを楽しんできたお二人ならではのコメントが、ワインの味わいをさらに深めてくれました。
ワインをテイスティングしながら解説する樹林ゆう子氏と樹林伸氏。お二人とも、とても気さくで素敵でした。
亜樹氏が「落日の夕日」と表現した「フェレール・ボベ・セレクシオ・エスペシャル 2015」。
こちらは「ピエール ティベール ボーヌブラン クロモンテルージュ」。たった一代でワイナリーの名声を築いたブルゴーニュの新星、ピエールとその息子のアルテュールが生み出したというワインは、樽感が効いていて、特別な夜にはぴったりの一杯でした。
普段は友だちとわいわいワインを楽しむことの多い私ですが、今回のイベントを通して、しっとりシックにワインを楽しむ大人の扉を開けられたような気がします。
『神の雫Wine Salon』では、今後もさまざまなイベントを企画していく予定とのこと。よければチェックしてみてください。2024年は私も、ワインの楽しみ方をもっともっと広げていきたいと思った夜でした。
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