Editor's Blog

5月28日(金)ネタ元。

本屋さんが好きです。
ちょっと時間が空いたりすると、近くにある本屋さんを探して時間つぶしたり。
読む本ももちろん好きなのですが、今日はビジュアル本のお話を。

パリに行くと必ず立ち寄る本屋さんがあります。
フィガロ3月20日発売号でも取り上げた「Comptoir de I'lmage」。

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狭い店内には所狭しと本が積み上げられていて、ドアを開けると人ひとりようやく通れるくらいの通路(?)沿いに、気になる本をチェックしながら、少しずつ奥へ進んでいくのですが、他にお客さんがいると、本の山を崩さぬようにすれ違うのが大変。
 
山に埋もれて、写真集やビジュアル本を眺めているとあっという間に時間が過ぎます。

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こちらはそこでゲットした、ソフトフォーカスの巨匠、デヴィッド・ハミルトンの写真集。

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8割はロリータヌードなのですが、合間にこんな"平和"な写真も差し挟まれています。

話変わって。
ファッションページをつくるとき、テーマが決まったあと、それをどういうビジュアルに落とし込んでいくか考えるのは、苦しくも楽しい作業。さらにそのイメージをスタッフのかたに伝えるために、こういった写真集を使うこともしばしば。
 
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このところ、ネタ元として大活躍なのが「NOVA」。1960~70年代にイギリスで刊行されていた雑誌「NOVA」の当時の表紙や中ページのビジュアルをまとめたものです。
 
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年代別に並べられた表紙からは、時代の息吹が伝わってきます。
 
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テレンス・ドノヴァンによる、女の子ふたりのファッションストーリー。
 
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これも大好きな写真集。ロサンゼルスに仕事で行った際、一緒に仕事をしたフォトグラファーに教えてもらって購入しました。
 
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ドキュメンタリータッチのモノクローム写真で、若者たちの生き生きした表情をとらえています。
 
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70年代というのは、いまもなお、クリエーターたちに色濃く影響を残す時代。その頃のファッションやカルチャーを網羅したビジュアル本のタイトルはずばり「70s Style & Design」。
 
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前出の「NOVA」はこの本のなかでも取り上げられていました。
 
そのほか、もちろんいまのクリエーターたちがつくるビジュアルもチェックしています。私もご他聞にもれず、エマニュエル・アルト・チルドレンなので、彼女のファッションストーリーは見逃せません。
 
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最新号ではお得意のデニムを使った「Boys」スタイルを、デヴィッド・シムズとのコンビで。折り返しデニム×ソックス×モカシンがたまりませんー。
 
というわけで、今週の担当は編集KMでした。

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