
メーガン・マークルが演じた『スーツ』のレイチェル、ベストルック3!
昨年ヘンリー王子の婚約が発表された時、お相手になにやら見覚えがあった。で、記事を読んで思い出す。レイチェルじゃん! 毎度海外ドラマの話題で恐縮だが、メーガン・マークルが『スーツ』に出演していた時の役名である。
その際はまー、あの子が!英国王室に!と、まるで知り合いがお嫁に行くような気分になっただけで終了したのだが(英国王室を描いたNetflixのドラマ『ザ・クラウン』も観たのでより一層感慨深かった)、Netflixでシーズン6の配信が開始されたこともあり、近ごろまた『スーツ』熱が復活してきた。
ということでこのたびは、満を持して
祝ご成婚!
メーガン・マークル演じるレイチェルのオフィスファッション ベスト3
をお送りしたいと思う。
『スーツ』の舞台はNYの法律事務所。レイチェルは弁護士の業務を補助する「パラリーガル」で、いちおう「OL」だ。が、え、そんなにピタピタでいいの?!谷間見せてもいいの?!露出していいの?!とファッションに終始ドキドキさせられる。周囲の男性陣が常時平然と振る舞っている(時々ドキドキする若いスタッフが出てくる)ので、NYのオフィスではこれが普通なのかもしれないが……
そんなこんなで日本人にはセクシーすぎてあんまり参考にならなそうだが、ベスト3を決めるからには全ルックをチェックせねばならん!と奮い立ち、Netflixでせっせと全6シーズンのレイチェル登場シーンを振り返ってみた。自分、ご苦労さま……。その甲斐あってレイチェルファッションにあるパターンを見出したのでここで発表しておきたい。
1. 「トップ」+「ひざ〜ミディ丈のタイトスカート」+「ハイヒール」が基本。
2. トップは「タイトなセーター」、「素肌にカーディガン」、「ボタンを多めに開けてシャツ」が多い。フリル付きや花やペイズリーといった柄物のふんわりした素材のブラウスの時も。レースの装飾が好きらしい。
3. スカートは無地がほとんどだが、たまにレースや千鳥格子のものも。
4. 裾にフリルなど、デザインが施されているスカートも。まれにミニ丈。
5. まれにドレス着用。
6. パンツルックは一度しか出てこなかった(プライベートではパンツ着用率高し)。
レースやフリル、花柄のアイテムがよく用いられることからロマンティックなタイプが好みだと思われる。そしてハイウエストのタイトスカートにトップはインするか、短いか。つねにお腹に緊張感を持たねばならないスタイル。すごいなあ。
そんな彼女のファッションに、女子力とは縁遠い私が挑んでいいものなのか……ともあれ第3位は!
まさに上記レイチェル基本形スタイルなのであるが、セーターのデザインがロマンティック好きの彼女にしては珍しくモードな感じだった。なんだかニコラ・ジェスキエール的な?!(言い過ぎ?!)
続きまして第2位!
あのレイチェルがミニ丈!そして茶髪だし、前髪ピンで留めていて、なんかギャルっぽい!
と、久々に観たシーズン1で巡り合って盛り上がったから、というのが選考の理由です……
そして栄えある第1位は!!
職場にタンクトップ一丁って!と突っ込まざるにはおれない。そしていつものタイトスカートも超ハイウエストでサイドにフリルが付いている。シンプルだが心に残るスタイリングであった。
いやー、でもつくづくどれも彼女のスタイルの良さがあってこそ。腰の位置は高いし、脚がめちゃくちゃ細い。公務ファッションもびしっと着こなしてくれることでしょう。
ところで、このドラマ、他の主要女性陣ファッションも見逃せない。所長のジェシカは力を持っているだけに?!大ぶりのデザインもの(ゴージャスなファーとか、でっかい花が付いているとか、構築的だったりとか)、秘書のドナは胸の谷間、デコルテ、背中をしっとりと見せる服が多い。そしてレイチェル同様とにかくボディコンシャス。
ここのところのオーバーサイズ礼賛で身も心もたるみがちなわれわれだが、彼女たちの気合いは見習ってもいいのかもしれない。ここまで来たら(?)セクシーな服で男性目線に媚びているようには思われない。ボディコンシャスを貫く彼女たちに、「私のナイスバディをとくと見せてあげるわよ」、もしくは「見せてますけど何か?」くらいの強さを感じてしまうのだった……
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