栗山愛以の勝手にファッション談義。

ファッション熱はいつだって! 21年SSウィッシュリスト。

コロナどころじゃファッション熱は冷めらやない、と訴え続けているが、新しい年になり、再び緊急事態宣言が発令されても、やっぱり気持ちは変わらない。ただ、またいつネイルサロンが営業自粛となるかもしれないと恐れおののき、自分でオフできないロングネイルだけは泣く泣く諦めてはいる。早く落ち着いてほしいものです。

というわけで、ネイルだけは思い通りになっていないが、今季もウィッシュリストを作成する気満々。このたびはそちらを紹介したい。

まずは、12月に発表されたサンローラン。
モデルたちが広大な砂漠を歩くムービーがかなりかっこよかった。なんだかんだで毎シーズンサンローランが良い、と言っているが、色気があって、エッジーで、ありそうでなかったスタイリングをしてくるのが好きなんだと思う。今回は後ろの毛が異様に少ないウルフ風カットとバイクショーツが気になった。

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バズカットにおかっぱのウィッグをのせたようなヘアや、レースのランジェリー風ショーツにも大変興味を持ったものの、双方共、日常生活にはかなり刺激的なスタイル。前者などは、サンローランのセンシュアルなルックと合わせているからいいものの、いつもそんな格好をするわけではない私がやると、場合によってはフェミニンさのかけらもない人にもなりかねない。そこでこちらのヘアとショーツをリスト入りさせたというわけだ。
ヘアはすぐにでもまねできる。善は急げ、昨年11月にラフ シモンズのヘアが良い、と言って一部コニャック色のロングヘアにしていたのをあっさりカットした次第だ。あとはカサンドラロゴが光るリブニットのバイクショーツの発売を待ち望むだけ。マーティン ローズのスポーツテイストなバイクショーツはすでに所有しているのだが、こちらはパリシックな薫りと融合しているのが新しい。ぜひともランウェイ同様肌が透けるストッキングとヒールを合わせたい。

ルイ・ヴィトンも好きだった。
中でも目を奪われたのが、極太パンツ。オーバーサイズのTシャツをインして、太いベルトを締めていて、ボーイッシュなようでいてそうではないような。

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先ほど「フェミニンさは残しておきたい」と言ったが、フェミニン過多なのは居心地が悪いものの、0%なのは避けたいと思っているタイプ。今季のルイ・ヴィトンはノンバイナリーを打ち出していてどこにも偏っていない感じが漂っており、私にはいい塩梅のように思われたのだった。

そして、避けては通れないのがスポーティなムード。
今季ははずしで使うというよりも、正面からスポーツに取り組みたい気分。スポーツアイテムは好きなのですでにいくつか取り揃えているが、以前のようにあえてださいタイプ、とかではなく、王道がいいような。いまならセリーヌを選択したい。

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「ヤングジェネレーションを描いたコレクション」だったそうなので全身纏うのは気がひけるが、ピンポイントでなら手を出してもいいんじゃないかと勝手に判断している。というか、大人だからこそ、スポーツが来ているからと言って、スポーツメーカーのキャップとスニーカーではいかんような。手持ちのアイテムにこれらを足すだけで、今季の風を吹かせられるはず、と期待している。

このご時世だからかランウェイにも顔を覆うスタイルが目立ったが、やはり本家本元メゾン マルジェラのチュールのフェイスカバーが気になった。

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匿名性を掲げるマルジェラの伝統芸は、このタイミングであらためて見るとやっぱりかっこいいし、いまだからこそ日常使いできるアイテムなのでは。マスクの上から身に着ければ機能性もばっちり。真っ白のタグもちゃんと付いている。ぜひとも商品化してほしいなあ。

あとは、ジュンヤ ワタナベで見られたようなスパンコールアイテムも光もの好きとしては買い足しておきたいともくろんでいる。生でショーを観ることが叶わず、展示会でサンプルに触れる機会もまだまだ少ない。ムービーや画像では、やっぱり細部のデザインや素材感などがよくわからない。本来なら、もっとほしい! というアイテムを見つけられたかもしれないのに。早く間近でムードを体感し、実物を手に取って確かめられる日が来るのを願うばかりです。

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栗山愛以

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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