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猫ごころ 巴里ごころ

文学とモードを体現、知性派シャルロット・カシラギ。

アルベルト・モラヴィアの小説やボリス・ヴィアンの詩集を持ち歩くのが、お洒落だと思われていた時期があった。メトロの座席で静かにそうした本を読んでいる女性は、なかなか素敵にみえたものだ。
2021年お正月から配信されるシャネルの春夏プレタのキャンペーンは、今回カール・ラガーフェルドの後継者、ヴィルジニー・ヴィアールの選んだモナコ王室カロリーヌ王女の娘、シャルロット・カシラギがアンバサダーとして登場。

210106_01_SS_2021_RTW_Ad_campaign_Making_of_1_HD.jpgphoto:Chanel

一時は芸人のガット・エルマレが恋人だと公表して世間を驚かしたシャルロットも、今はフランスを代表する美貌女優のキャロル・ブーケの息子で、映画プロデューサーのディミトリ・ラッサムと結婚、趣味の馬術や、作家として文学仲間との集いなどに熱中しているという。
ファッションだけでなく、文学にも関心のあるシャルロットがシャネルのアンバサダーとなったのを記念して、1月26日には、カンボン通り31番地で「カンボン通りの文学の集い」が開催されるという。
コロナ禍で閉塞感の続く日々、自宅で考え事をすることも多くなったし、プルーストやチェーホフを読んでみる時間もできてきた。

210106_02_SS_2021_RTW_Ad_campaign_Making_of_2_HD.jpgphoto:Chanel

そういう意味でシャネルの方向性は、時代に即しているし、好感を抱く人も多いと思う。もともと文学の世界にいたのに、いつの間にか雑誌のパリ特派員になった私としては、シャネルの新アンバサダー、シャルロット・カシラギに期待したい。

東京を離れて1ヶ月あまり、江ノ電沿線の海辺の腰越の暮らしも、少しばかり落ち着いてきた。東京にいた時は、猫のピカビアと近くのミッドタウンの檜町公園で散歩をしていたけど、ここでは腰越海岸を散歩するように。
東京では公園のベンチから動こうとしなかったのに、砂浜ではぴょんぴょん駆け出したのをみて、びっくり。潮風の空気が合うようだし、よかったね、ピカ、母子で引っ越して。

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村上香住子

フランス文学翻訳の後、1985年に渡仏。20年間、本誌をはじめとする女性誌の特派員として取材、執筆。フランスで『Et puis après』(Actes Sud刊)が、日本では『パリ・スタイル 大人のパリガイド』(リトルモア刊)が好評発売中。食べ歩きがなによりも好き!

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