猫ごころ 巴里ごころ

プライベート・ビーチ風の葉山のフレンチ・カフェで、フィガロのソワレ。

コロナ禍でもうだいぶ行ってないけど、ラグジュアリーな避暑地として知られるサントロペに、「クラブ55」というカフェ・バーがあって、ファッション、映画関係者たちでいつも賑わっていたものです。 湘南にも色々な海辺のカフェやラウンジがあるけど、葉山の「アンダー ザ パルモ」は、どこかサントロペの「クラブ55」に似ていて、地中海のプライベート・ビーチの雰囲気があって、気に入っています。第一、他のメインビーチの混雑ぶりと比べて、人影も少なく優雅な時間を過ごせるからです。

とりわけ日没時になると、2階のテラス席にはカップルたちがやってきて、肩を寄せ合い、富士山の向こうに沈んでいく黄金色の陽光をうっとりと見惚れていて、微笑ましい光景です。記念の日だったら、ぜひこの席をお勧めします。

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今回フィガロジャポンの編集部と、私が鎌倉で始めた鎌倉日仏協会のサロン・リテレールがコラボをすることになり、8月26日(金)に、パリが大好きな諸戸純さんのスイーツを食べながら一夜限りのソワレを開催することになリました。

テーマは「パリと雑誌とアール・ドゥ・ヴィーヴル」で、スタイリッシュな空間や生き方などについて、フィガロジャポンを代表するベテラン、森田聖美さんと私が対談をさせていただくことになりました。

申し込みはこちら>>

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参加者募集! 葉山で「パリと雑誌とアール・ドゥ・ヴィーヴル」を味わう宵。

パティシエールの諸戸純さんは、パリのコルドン・ブルーで学んだ後、パリのホテル・リッツでケーキを作っていたそうで、現在は湘南の長谷で予約が必要なカフェ「ル・トレフル鎌倉」のオーナーとして、ケーキの腕を奮っています。

夏の終わりを惜しみながら、皆さまとご一緒に葉山の「クラブ55」で過ごせることを願っています。
今年は色々なことが起きた年でしたが、一夜限りそうした出来事から遠く離れて、みんなでこころを合わせて、より良い日々を生み出せる日がくることを祈りたいものです。

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村上香住子

フランス文学翻訳の後、1985年に渡仏。20年間、本誌をはじめとする女性誌の特派員として取材、執筆。フランスで『Et puis après』(Actes Sud刊)が、日本では『パリ・スタイル 大人のパリガイド』(リトルモア刊)が好評発売中。食べ歩きがなによりも好き!

Instagram: @kasumiko.murakami 、Twitter:@kasumiko_muraka

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