プラク、新パリ土産に買って帰りたいチョコレートなら、本物の味を。
今更ながら、パリ土産にチョコレート? と思われるかもしれないけど、若いチョコレート愛好家、サンドラ・ミエランフォーセンとニコラ・ロジェ・シャベールが出会い、オーセンティックな本物のショコラを見直したい、という気持ちがぴたりと会って生まれたプラク、他のショコラとは一味違う。
純度76%の板チョコ、チョコレート派でもないのに、ちょっと味見したら絹のようにとろりとして、それでいてビターな大人の板チョコ。すっかり心も蕩ける。
世界で売っているのはここだけです。50平米のアトリエ兼店、僕らはここで満足です。
やはり好きなことを追求する人って、なんだかいい表情してるな、そう思いながら、フィガロの編集部にお土産を買った。76パーセントのは12ユーロだった。
なにしろ場所が小さな路地裏ニール通りというのがいい。ここではパリ近郊の農家の人たちが、野菜を持ってきて、マルシェもしているし、ビーガンの店や、東京なら巣鴨の裏通りにありそうな、通りまで椅子が置かれている一杯飲み屋なんかもあって、なかなか濃い通りのようだ。
プラクを開く前は、ふたりで、カカオを徹底的に研究したいというので、南米ヴェネゼラ、ペルー、ベリーズに滞在して、現地の味や香りを比較してきたという。
サンドラは以前は香水メーカーにいたというから、香りにも気を配っている。
そのうちブレイクする前に、ぜひ今のうちにおすすめしたい。
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