
麻は涼しく、すぐ乾く、ザ・夏素材です!【※閲覧注意 ・食事どきを避けること】
「麻」の文字見てアクセスした人、心は優雅なリゾート気分?
おしゃれな話をお望み?
そんなあなたはきっと、私のブログのお馴染みさんではないですね。
ならば、いますぐブラウザの戻るボタンをクリック、クリックですよ。
これ以上読み進めると後悔しますから。
まず、
本題の麻の話は、こじつけなんですもん。
「本題」より「前フリ」のほうを言いたい、という、本末転倒ないつものクセが出ちゃったんですもの。
長〜い前フリがしょーもなさすぎて、麻くらいしか話せる内容が見つからなかったのよ。
(語尾だけ女性になってみた)
そして、
品格のあるインテリな人も、さようなら。
んじゃ、参りますかね。
前フリ。
猛暑が続く昼間の街中にて。
踏切の前で一人、電車待ちのひととき。
「踏切のカンカン鳴る音を聴くと、人はときに精神異常を起こすらしい。
周波数やリズムの問題らしいけど、狂気に導く音色だそうだ。
疲労や寝不足なんかで頭がぼっーとしてるときは、踏切に近づかないのが正解か。
ふらっと線路に吸い込まれる、気の毒な人もいるようだし。
気温が30度を遥かに超え、イラつきがちなこんな真夏日なら、より危険なのかもしれないな」
などと考えながら、
目の前に横たわる遮断機のバーが上がるのを待ってました。
なかなか電車がこない……ってときにふと、被った帽子の上に「とんっ」と軽い衝撃が。
例えるなら、人差し指で背中を誰かに叩かれたような感触。
「あれ?ここに知り合いがいるはずもないし、ましてや頭のてっぺんを突つかれるワケもない」
と思いつつ、そこは長く生きてる人間のこと、人生経験と照らし合わせて答えの選択肢が3つ出ました。
1. 大粒の雨が降ってきた。
2. クーラーの水が落ちてきた。
3. 考えたくない。
しばらくそのまま、何事もなかったふりを。
頭に浮かぶ答えは、3番。
脳内でなんどもリピートする答えは、3番。
電車が通り過ぎ、バーが上がって向こう側に渡り、おもむろに帽子を脱ぐと……、
キターーーー( ゚Д゚)ーーーー!!!!
3番だっ、予想通りだっ!
鳥のうんこ。
なんでしょう、気温34度近くの炎天下ともなりますとですね、緑色のうんこを眺める顔つきが、とても穏やかでしたよ。
草木が茂る山奥で、般若心経を唱える修行僧。
ぎゃーてーぎゃーてーはーらぎゃーてー、ですよ。
我に返って考えました。
「なるほど、『うんこ on the Hat』 か。
さて、対処法は。
近くのスーパーでティッシュ借りるか、いや待てよ、拭き取っても生地の織り目に入り込んじゃうぞ。
どーしたものか。
そーか、この帽子の素材は 麻 だな。
表面に汚れがついただけだから、洗えば元通りだ」
周囲を見回し、駐車場の片隅の水道の蛇口見つけて、「無断使用ですみません」と心の中で謝りつつ、ザーザーと洗い流しました。
その結果が、
じゃん!
きれいに!
すぐ乾いた!
うんこのエッセンシャルオイルくらい残ってるでしょうが、まーいーわ。
自撮りだよ……、ブログ記事のためとはいえ、うんこの水洗いより自分を撮るほうが気分悪かったよ……。
『No War, No うんこ!』
戦争反対ですよ。
国土に爆弾なんか投下したらダメですよ。
うんこ反対ですよ。
私の頭にうんこなんか落としちゃダメですよ。
もうさ、うんこ言いたいだけじゃん、小学生じゃん。
ようやく今回のキーワードの「麻」が出てきたっつーに。
そろそろ本題行きますか?
やめますか?
やめてもいーんですよ、ぜんぜん。
チラッとやっときますかね、服飾が専門分野なもので。
なんだかすいませんね、ほんとに。
本題。
夏の服の素材は、麻がいちばん。
ほら、うんこですら洗い流せるんですから。
(もーいーわ)
メリット。
1. 風が通り涼しい。
→ 糸にムラがあり、織り目の密度も甘いため。
2. 汗をどんどん吸い、すぐに乾く。
→ 上と同じ理由。
3. 汚れが繊維の奥に染み込まない。
→ 内部に含む「ペクチン」の効果によるもの。
ふだんは洗剤を使わず水洗いだけでOK。
4. 水に濡れると強度が増す。
→ 不思議な繊維。作業着、リゾート着、食器拭きに向く。
5. 長持ちする。
→ 洗濯に耐え、劣化も少ない。
6. ほっこり感や高級感がある。
→ ただし、シワは防げない。
7. 寒冷地から熱帯地まで、世界中で栽培できる。
→ 産業としての有益性の話ですけど。
あーもう眠い!これにておしまい!!
© Kazushi Takahashi
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