巨大「ゲルニカ」!ピカソと子どもの時間
夏休みの最後の最後にね、ピカソと一緒に子どもたちと遊びました。
クリエイティブな子どもたちが集まる、「名画名作を食べよう」シリーズのキッズワークショップ。今夏は、パブロ・ピカソでお届けしました。
青山のスタイリッシュなギャラリー「ギャラリーファーストエレメント青山」に集まってくれた子どもたちとママン。
ピカソの絵を見たり、塗り絵をしたりしたら、ピカソさながら、みんなボーダーシャツにベレー帽をオン!
さあ、はじまるよ!
まず、それはそれは楽しい、ピカソのお話。
名画鑑賞をする中で、多くの子どもたちが選んだのは「Factory in Horta de ebbs. 1909」
「カチコチの街!」「なんか好きな色合い」「お城みたい!」と...様々な見方や表現が出てきました。
こうなったら、こうあったらいいね!という想いをそのまま自由に発揮します。ピカソだって、生涯ずっと子どものようになりたい、と願い続けた画家です。晩年になって、やっと子どもの絵が描けるようになったって回顧しています。
最初に取り組んだのは、ピカソも取り入れたコラージュ。 それも、ママンと子どもとペアでないとできないコラージュワークショップです。 子どもたちがたくさんの素材から何を選ぶか、どこを切ってどこに貼るのか、全部が面白い。 作品は、みんなで展示して、みんなのピカソ美術館です。
そうしたらね、大きな大きな晩年の作品。平和の象徴でもある「ゲルニカ」を、ギャラリーの7mの壁に作りました!
みんなで、これは何?どこ?こっち?あっち?ここがいい!などなど...子どもたちの感受性に素直に大画面に作ります。
そろそろね、お腹もすいてくるの。頑張ると 笑。
最後は、陶芸も親しんだピカソのように、プレートを用いたアート「プレートアート」に取り組んでお腹も満たされます。
ピカソの絵には、丸、三角、四角といったモチーフも登場するし、何よりも一筆描きに近い線の使い方が特徴的。
まさに、プレートアートにリンクするのです。星の形も、ブラウニーにキャンディを刺すスタイルも、何もかもピカソ的に見えてきます 笑。
正解がない世界、答えが1つでない世界の中で、存分に楽しんだ時間。
秋には、どんなアートを取り上げようかな。
お楽しみに!
そして、ボナペティ!
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