おいしい料理求めて、まりモグがゆく。

まさに点心三昧! 夢のようなホテルランチ。

飲茶好きを公言していながらも、ずっと行けていなかった場所がありました。グランド ハイアット 東京内にある中国料理、チャイナルーム。ランチタイムには、オーダー式であらゆる点心が楽しめるとあって大人気。

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最初にチャーシューや冷製クラゲの料理など、前菜3種と「天然燕の巣のせ 上海カニ味噌のコラーゲンスープ」が登場。なんとも贅沢。

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スープで胃をポカポカにしたところで、準備運動完了です。いよいよ点心タイム!
メニューを凝視すると、「なでしこポークを使った小籠包」「タラバガニ入り広東焼売」といった蒸篭(せいろ)モノから「釜焼きチャーシュー炒飯」「金華ハムの香り 醤油汁そば」といったごはんモノまで全20種。はっきり言って、全部食べたい。
とはいえ焦りは禁物なので、飲茶スタートにふさわしい定番系から攻めます。

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第一弾は小籠包、焼売に加え、「トリュフ入りホタテ蒸し餃子」「エビと黄ニラの湯葉包み蒸し」。小さな世界に、どれも旨味がギュッと凝縮されています。蒸し餃子に歯を立てた時に広がる、トリュフの香りとすり身にしたホタテの風味にはノックアウトされました。

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続いて登場したのが、こちらの主菜。海鮮料理3種、肉料理3種からそれぞれグループで1品ずつセレクトできます。今回セレクトした「国産牛サーロインしゃぶしゃぶ肉のあぶり焼き XO醤ソース」はピリ辛で、より一層食欲をそそる味でしたが、ほかにもハンガリーの食べられる国宝といわれる話題のマンガリッツァ豚を使った角煮、「ソフトシェルシュリンプのフライドガーリック炒め」など気になる料理ばかり。

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追い込みで麻婆豆腐やエビトースト揚げなどを追加発注し、さらに麺をすすり、杏仁豆腐×マンゴープリン×コーヒー風味のココナッツミルクで爽やかに締めました。
正直、まだまだいける!と思いましたが、4時間後に知り合い宅にて中華のフルコースを食べる予定があったので自粛。全制覇はならなかったので、リベンジを誓いました。

今回いただいたのは「飲茶オールユーキャンテイスト “タッチ オブ ハート”」というランチコース。オンライン予約&平日であればウエルカムドリンク付きで¥5,400(税サ別)とお得にホテル飲茶が楽しめます。中国料理は大人数でないといろんな種類が食べられないというジレンマがありますが、好きなものを自分の好きな数だけ楽しめるので少人数でもモウマンタイ。思いたったとき、うっかりひとりで行ってしまったら……それだけが恐ろしいです。

中国料理 チャイナルーム
東京都港区六本木6-10-3
tel:03-4333-8785
営)11時30分~14時30分L.O.、18時~21時30分L.O.(月~金) 11時30分~15時L.O.、18時~21時30分L.O.(土、日、祝)
無休
www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/chinaroom-restaurant

まりモグ

幼少期から北京を拠点にアジア、欧米、太平洋の島々などを旅し、モンゴルの羊鍋からフランスのエスカルゴまで、さまざまな現地の料理を食べ歩く。特に香港は、多い時で年4回のペースで通うほどの“香港迷”。食べ過ぎ飲みすぎがたたり、28歳で逆流性胃腸炎を発症。ワイン好きが高じて、2021年にJ.S.A.認定ワインエキスパートを取得。

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