麻辣から酸味モノまで! 真夏のグルメ4選。
暑いだけならまだしも、とにかく湿気にやられる日本の夏。自ずと食べたくなるのがアジアンな料理。それも大好きな中国料理に偏りがちな毎日です。日々部活動のようにアジアンを食べ続けるなかで、特にヒットだったものをご紹介します。
エントリーナンバー1:中国珍味 調鼎@西麻布
まずは四川。麻辣を駆使した料理が食べたくて思わず駆け込み。名物の「汁なし担々麺」(¥1,200)をいただきました。食べてびっくり。よーく混ぜてから麺をすすると、酢のアタックが!丸みのある風味なので、ツンツンしていません。ナッツの食感もアクセントに。辛味というより、酢の爽やかさでさっぱりいただける1品でした。很好吃!
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エントリーナンバー2:Longrain(ロングレイン)@恵比寿
シドニー発のモダン・タイ・レストラン、ロングレインでは夏季限定のスパイシーメニューにトライしました。左の「スパイシートムヤムココヌードル」(¥2,160)は、その名のとおりトムヤムクンがベースになっています。韓国のトウガラシなど激辛要素たっぷりですが、ココナッツクリームが入っているので口あたりはまろやか。スープのおいしさにハマってご機嫌で食べていると突如辛味が襲ってくる、気を抜けないタイプ。でもご安心を。そのあとは右の「レモングラス香る ハーブヌードル」(¥2,160)でひと息つけます。こちらは、レモングラス、ライム、ライムリーフ、スペアミントなど清涼感たっぷりな味付け。麺は細いライスヌードル、ブンを使っています。素麺のようにつるつるっといただけます。
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エントリーナンバー3:サエキ飯店@目黒
本誌の連載、グルマンドでもご紹介したサエキ飯店。オープン後、あれよあれよという間に予約の取れない人気店に。やっと来られた!な歓喜の味、その1がこちら「イソツブ貝 辛煮」(¥9,720のコースより)。辛さの奥にある旨味にハマってしまいます。旨味が染みた貝もおいしいですが、私にとってはスープが主役。何口か飲んだあとは、ご飯をもらって残りのスープに投入します。食べ終わると、じわりと汗がにじみます。
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エントリーナンバー4:チャイナルーム@六本木
最後に訪れたのはグランド ハイアット東京。フィオレンティーナ、けやき坂とホテル全体で冷たい&辛いメニューを提案中なのです。そのなかで、大好きなチャイナルームを訪れました。「担々冷麺」(¥2,592)など麺モノもおすすめですが、こちらの「大エビ辛味噌炒め」(4尾 ¥6,480 ※いずれもサ別)のおいしさに開眼! まずエビが、本当に大きい……。ぷりっぷりでそれだけでも食べごたえ十分なのですが、それを味わっている間に、ぐんぐん辛味がやってきます。ヒリヒリ&スースーする刺激がしばらく続き、ひと段落するとエビ×味噌の味に惹かれてまたひと口食べてしまう、このサイクル。思い出すとまた、あの辛味がじんわり口の中に広がるようです。やっぱり中国料理はクセになります。
東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット東京 6F
tel : 03-4333-8785
tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/chinaroom-restaurant
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