チャリティイベントで、3月号「流行予報」で紹介したジョーダンのアナイスさんに遭遇♪
フィガロ本誌3月号の「流行予報」で香港のインフルエンサー、ティナ・ランさんを紹介するコーナーを担当しまして、そのとき、香港のローカルデザイナーで今年の活躍を期待する人、として挙げてもらったのが、ブランド「ジョーダン」とそのデザイナーのアナイスさんでした。
↓この記事です♪
そのときは、メールのやり取りのみだったのですが、その後、彼女がパリで初のショーを開くのでパリにいたら来てね、そこで会えるといいね(パリにはいなかったけど、笑)なんて招待をいただいたりしていました。
そして初のご対面はかなりあっという間に偶然やってきました。レストランやホテル、スパの記事などを最近さんざん書かせてもらっている、ランドマークマンダリンオリエンタル香港のPRさんから「香港期待の若手デザイナー3人とコラボで、こういう企画をしてるのよ~」と見せてもらった中に、彼女の名前を発見!
アナイスさんを含めた3人のデザイナーが、香港をイメージして作った3着のドレスを、1ヶ月展示したあと、ガラパーティでチャリティオークションを開催し、その売り上げを、恵まれない子供たちが本にふれあう機会を増やすというチャリティへ寄付する、というのが今回の趣旨。
その発表を兼ねたカクテルパーティに行ってきました!
あったあった♪ 左から、ジョーダン、メリッサ・ブイ、インジュリーという、すべて香港ブランドです。
そして紹介していただきました、アナイスさんご本人♪ 小柄で可愛らしい中に凜とした雰囲気がある方です。
フロントはブロンズメタルで飾られてきらめき、バックはクラシックなフリンジ遣いで、香港の多様性と美しさを表現しているそうです! アナイスさんらしい清楚なのに迫力があるスタイル!!
こちらはメリッサ・ブイのドレス。香港の花であるバヒニアや、高層ビルなど、さまざまな要素をイメージしているとか。まさに華やかでうっとりするような美しさでした。
ちなみにこれが香港の旗のバヒニア。花は鮮やかなフューシャピンクです。
美しい手仕事をあしらったドレスを得意とするというデザイナーのメリッサさん。ちょうどこのときばったり会場で会った、最近取材した素敵なメンズセレクトショップオーナーによると、メリッサさんは彼の義理のお姉さんで、なんと、ご実家が、以前にフィガロの香港ミニ特集で取材した老舗レストランで、先日フィガロに紹介した最先端レストランのオーナーもご兄弟か従兄弟か?ということで、世間の狭さにびっくり仰天。
飲食業界とファッション業界がすごくつながっているのって、香港ならではなのでしょうか。
Injuryのユージーンさんとダンさん。形状記憶のとてもユニークなファブリックを使ったモダンなデザインも、「ダイナミックで柔軟で変化し続ける香港をイメージ」しているそう。そう、それが香港の魅力なんだと、すごくピンと来ます!
いちばん右奥が、今回の企画に奔走したPRのジェシカさん。長身でかっこいいんです♪
実は最初は、ちょっとパーティに立ち寄るか、ぐらいの気分だったのですが、今回寄付対象になるチャリティ、Bring Me a Book Hong Kongの運営をしているピアさんと偶然会話を交わしたら、すっかりやる気が出て、取材気分になってしまいました。
何しろ絵本とか読み聞かせにはものすごく愛着がありまして・・・・・・もううちの子達にはすっかりお役御免にされましたけど、毎晩、延々と日本語の絵本の読み聞かせを、いったい何年間していたでしょうか。「ママ~本読んで~」という声がすぐ脳裏に蘇ります。疲れて面倒臭いと思う日も正直あったけど、今思い出すだけで、きらきらと後光が差して見えるような、ものすごく大切な一生ものの思い出になっています。今、小さいお子さんを子育て中のお母さんたちも、あー今日はもう勘弁してって日もあると思いますけど(笑)、子供からせがまれているうちは、ぜひぜひ読み聞かせ、続けてくださいね。
こちらがピアさんです。
ちなみにこちらが、今回のチャリティで寄贈することになるらしい、香港の絵本大賞を取った絵本なのですが、たまたま女の子がミシンでドレスを作るというお話なので、テーマがぴったりだったとか。このタイトルはカタカタカタってミシンの擬音ですよね。
ファッションとチャリティと香港愛が一体となった、温かみのあるイベントでした。
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