心と身体を元気にする、薬膳レシピ

もうすぐ夏! すいか、トマト、はちみつ梅のガスパチョ風。

このところいよいよ気温も上がってきましたね。梅雨明けしていない分、蒸し暑さがひどくてなかなかに不快…。そんなときにオススメしたいのが、「すいか、トマト、はちみつ梅のガスパチョ風」です。少し酸味を効かせた濃厚なスープなので、たっぷりといただくというより少なめにキュッと飲んでいただく感じの冷たいスープです。
そろそろ出回り始めているすいかは、カラダにこもった熱を冷まし、水分補給しつつも余分な水分は排出します。上海でもすいかのジュースがよく売られていましたが、蒸し暑いところでは理にかなったフルーツです。トマトも水分補給や熱さましに良く、イライラを鎮める働きもあるので蒸し暑さでイライラしているときにも持ってこい。また梅は出すぎる汗を抑える働きも期待できる食材です。
 味にパンチを効かせたいかたは青唐辛子を加えてみてください。無ければ柚子胡椒を少し加えてみてもおいしくいただけますよ。柚子胡椒の場合はお塩の分量を減らしてください。
 前回、カラダを冷やさず湿度対策するにはトウモロコシ、枝豆、アスパラガスとお伝えしましたが、これだけ暑くなってくると、水分補給しながらの湿度対策が必要ですし、ほてりがあるかたは暑さ対策も。
そこでこれからは瓜類です!今回はすいかでしたが、野菜ではきゅうり、冬瓜などがオススメです。最近は冬瓜も小さめにカットして売られているので一度お試しくださいね…と言われても使い方がわからないかたもいらっしゃるかしら??近いうちに冬瓜レシピ、ご紹介したいと思います。

すいか、トマト、はちみつ梅のガスパチョ風

180629_tiduka.jpg

【材料】(2人分)

すいか 100g
フルーツトマト 4個(250g)
はちみつ梅(塩分5%) 大2個
昆布だし 100ml
塩 2つまみ
こしょう 少々
米酢 大さじ1
はちみつ 小さじ1.5
EVオリーブオイル 大さじ1/2

【作り方】

1. すいかはざく切りにして種を除く。トマトは湯むきして横半分に切り、種を除いてざく切りにする。はちみつ梅も種を除く。
2. 1.と他の材料すべてをミキサーに入れて撹拌する。
3. 器に注ぎ、分量外のすいか、EVオリーブオイル、砕いた黒こしょうを散らす。
※フルーツトマトがない場合ははちみつの量を加減してください。

ちづかみゆき

料理家・国際中医薬膳師。身体を壊したことがきっかけで薬膳を学び資格を取得。上海、ボストンで活動後、東京に拠点を移す。旬食材の効能を活かした心と身体に寄り添うレシピを提案。料理教室meixue(メイシュエ)主宰。雑誌、企業へのレシピ提供、コラム執筆などを行う。近著に「暮らしの図鑑 薬膳」「巣ごもりごはん便利帳」など。
http://meixue.jp
Instagram: @miyukichizuka

ARCHIVE

MONTHLY

夏の暑さへの準備はOK? 涼しいメイク、ひんやりボディケア。
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.